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新規購入のハードディスクを取り付ける．水冷タンクの影響でシャドウベイに収められないため，2.5 インチベイを間借りする．フォーマットも簡単ではなかった．何かやろうとする度に，思い切り躓(つまづ)いてしまうのはなぜだろうか?

増設するデスクトップ PC の OS は Windows2000．現在120GB のディスクが1台ついており，これを1パーティション FAT32 でフォーマットしている．新規購入のディスクも同じように 120GB 1パーティション FAT32 にしたい．FAT32 にこだわるのは，NTFS で一度痛い目にあっているからである．ディスクがクラッシュして，データが復旧できなかったことがあるのだ．まだ FAT32 の方がツールがそろっているからマシという訳である．

ディスクのアップグレードと署名ウィザード

ディスクを接続して「管理」を開くと，いきなりダイアログが表示された．便利かもしれないが，リスクが大き過ぎるのでキャンセル．

Windows はフォーマットを完了できませんでした。

ディスクは正常に認識されているのでフォーマットを行うと，エラーメッセージが表示された．時間をかけてフォーマットをした後に出るのだからひどい話だ．

ディスクはフォーマットできません。

ディスクの管理でのフォーマットは諦めて，エクスプローラで D: ドライブをクリックすると，またエラーである．

Windows2000/XP では，32GB 以上のパーティションを FAT32 でフォーマットできないようになっていることを思い出した．そういえば，最初に OS をインストールするときに同じようにハマッたことがあるような気がする．だんだんそんな気がしてきた．確かそうだった! あの時は，Windows98 にディスクをつないでフォーマットしたのだった．Windows2000 のマシンにフロッピードライブがついていなかったからだ．つい先日フロッピードライブを取り付けたので，Windows95 起動フロッピーで起動してフォーマットすることにした．Windows95/98/98SE では，64GB 以上のディスク容量を認識する FDISK.EXE が公開されているが(263044 - Fdisk は 64 GB を超えるハード ディスクのフル サイズを認識しない)，FORMAT.EXE はない．FORMAT.EXE は間違ったディスク容量のままどんどんフォーマットしていき，そのまま知らないうちに全てのフォーマットを終える仕組みになっているのだ．

「51,70.95 Mバイト」をフォーマットして，「117,211.31 MBの空き領域」を作っている．「Mバイト」か「MB」かを同じコマンド内では統一して欲しいところである．

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