京都変神めぐり
京都変神めぐりの「えまのせかい」では、絵馬に込められた勘違いなお願いたちが紹介されている。厳選リンク集も楽しい。
さて、絵馬というものは、もともとは馬を奉納していたのが転じたものだという。現在は願い事を書くようになっている。
しかし、考えてみると不思議である。神様へのお願いなのに、わざわざ皆の見えるところに掛けておくのは何故だろうか? まずは願い事、「私はこんな願い事があるんです」を書く。ここまではいい。しかし、これを掛けた時点で「皆さん見てください」ということになる。神社もそういう場所をわざわざ提供している。
私は他人の願い事に興味はないし、絵馬に書いてあることを読むのは気が引ける。しかし、「皆さん見てください」というのだから見ても構わないのである。いや、むしろ、見た方がいいのだ。
願い事を他人に見せるのは、絵馬以外に七夕の短冊などもある。人知れず消えてしまうのではなく、他の人にも見てもらった上で焼かれた方が有効な使われ方かも知れない。「願い事の有効な利用法」だろうか。
Posted by n at 2004-05-11 12:59 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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