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2004年6月28日追記: この方法は危険なことが分かりました。アーカイブ URL に「http://」を含めないと、トラックバック ping の際に自サイトの URL を「http://archives/000172.html」として送ってしまいます。他サイトに迷惑になるため、非常に危険です。

Apache を SSL 対応に すると、ウェブログも当然 SSL を通してブラウズできるようになる。しかし、MovableType の推奨設定では、サイトとアーカイブの URL の設定に「http://」を含めるようになっているため、リンクを辿ると強制的に HTTP プロトコルになってしまう。色々試した結果、アーカイブの URL には「http://」を含めないということで落ち着いた。

MovableType の編集メニューにあるウェブログの設定では、「サイトの URL」の例として「http://www.site.com/」、「アーカイブの URL」の例として「http://www.site.com/archives/」があがっている。テンプレートの中では、サイトの URL は <$MTBlogURL$>、アーカイブの URL は <$MTEntryLink$> など(他多数)のプリフィックスとして参照される。

このサイトでは、例にならって次のように設定していた。

しかし、この設定では、リンクを辿ると http に強制的に変えられてしまう。

そこで、どちらも「http://」を含めないように設定してみる。

すると、サイト内では完結する。http でアクセスを始めれば、ずっと http のままになり、https でアクセスを始めれば、それ以降 https のままでアクセスが可能となった。しかし、問題があった。自動生成される RSD や RSS においてサイトの URL が「/」になってしまうのである。

アーカイブの URL を「/archives/」と設定するのはよいようだ。画像をアップロードした際に設定されるパスにも反映されるため、ウェブログのポータビリティの向上につながる。ウェブサイトを引っ越すことを想定すると、画像の URL にサイトの URL が含まれていることは好ましくないので丁度よい。

問題は「サイトの URL」として何を設定するかである。考えられる方法は次の2つ。1つは、

として、RSD, RSS 1.0, RSS 2.0 の <$MTBlogURL$> の代わりに http://nlogn.ath.cx/ という URL を直書きする方法。もう1つは、 として、RSD, RSS 以外のテンプレートの「<$MTBlogURL$>」を「/」で置き換えることである。

テンプレートの汎用性を考え、後者を選択した。

2004年6月16日追記:

とすると、RSS フィード用のファイルに問題が出ることが分かった。<link> 等の URL が「/archives/」で始まってしまうのである。RSS フィード用テンプレートも同時に修正してやる必要がある。

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Posted by n at 2004-05-24 23:14 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)