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佐原のハナショウブ

千葉県佐原市(さわらし)にある佐原市立水生植物園ではあやめ祭が開かれている。現在見られるのは、アヤメではなくハナショウブ。

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あやめ祭の期間は5月29日(土)～6月27日(日)。開園時間は8:00～19:00。あやめ祭期間中の入場料は大人一人700円だが、クレジットカードがあれば600円に割引してくれる。有効なクレジットカードは、セゾン、UC、マスター、VISA、JCB。入場券売り場で見せればよい。

ウォーレイ

アヤメ、カキツバタ、ハナショウブはどれもアヤメ科の植物で、互いによく似ているが花びらの形状が微妙に違うとのこと。栽培地と開花時期も違う。

「菖蒲」はアヤメとショウブの両方の読み方がある。そして、「菖蒲」というのは全くの別物でアヤメ科の植物ではない。紛らわしい。アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの違いについては、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの違いは？に分かりやすい説明がある。

伊勢系28号

ハナショウブは、改良されてきた地域にちなんだ系統に分類される。江戸系、伊勢系、肥後系、米国系等がある。そして名前の付け方は結構いい加減。「28号」なんてのもあったりする。鉄人か?

アヤメやカキツバタよりもハナショウブの方が品種も多く、沢山栽培されている。「あやめ祭」のほとんどは、実は「ハナショウブ祭」だとか。

佐原市立水生植物園の紹介によると、7月の毎週日曜日には「象鼻杯」という催し物が行われるらしい。蓮の葉に日本酒を注いで、茎の根元に口をつけてチュルチュル吸うというファンキーなイベント。一気に酔いが回りそう。

小早志さんによる佐原市立水生植物園では、蓮の花やミスあやめの画像を見ることができる。佐原の紹介に関しては、公式ページよりも充実している。

Posted by n at 2004-06-19 15:38 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)

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