デバイスドライバを1つ1つダウンロードしてアップデートするのは手間がかかる作業である。最近の ThinkPad には,クリックするだけで最新のドライバにアップデートできるソフトウェアが付属している。アップデートが非常に楽になった。
ThinkPad T42 には,「ThinkPad ソフトウェア導入支援」というソフトウェアがインストールされている。これは,ハードウェアのデバイスドライバやユーティリティソフトウェアを簡単にに更新してくれるものである。Windows Update のような感じといえばイメージがつかみやすいかも知れない。ダウンロードからインストールまでの流れは次の通り。
ポイントは,「ダウンロードはするが,インストールはしない」が可能だということである。現在のバージョンが何で,更新されるとバージョンはいくつになるのかを教えてくれるのも嬉しい。
インターネット経由で更新パッケージの検索が行われる。ここでチェックしたパッケージだけがダウンロードされる。
インストールするパッケージを選択することができる。ダウンロードはしても,インストールしないでおいてもよい。
インストールするパッケージの最終確認が行われる。「導入」ボタンをクリックすると,導入が開始される。
より詳しい説明は,IBM のサイト IBM ThinkPadソフトウェア導入支援 にある。ThinkPad T42 の他,最近の ThinkPad に導入されている。
2005年4月23日追記:
「ThinkPad ソフトウェア導入支援 Version 3」では,各パッケージにアイコンが表示されるようになっていました。Internet Explorer のツールバーにも導入支援用のボタンが追加されました。
2007年9月11日追記:
ソフトウェア導入支援は終了し,System Update に統合されるようです (nlog(n): ThinkPad のソフトウェア導入支援が System Update に統合へ)。統合されても使用方法は変わりません。
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