川で釣った小魚を横から見たい。観察用ケースを100円ショップで売っている材料で作ることにした。
近所の川に小魚を釣りに行くことがある。釣れる魚は,クチボソ,フナ,ヤマベなどである。川にいる魚は,上から見るとどれも黒っぽい。簡単に見つかるようでは困るからである。そんな川魚でも,横から見ることができれば違いははっきりと分かる。そこで登場するのは「観察ケース」である。
観察ケースは商品にもなっているが,安くても1500円くらいする (例えば エーワン おさかな観察ケース PC-200)。これは自分でなんとかするしかない。
「観察ケース」をキーワードにして検索すると,みなさん結構自作されている様子。アクリル板を買ってきてカッターで切り,接着して作るのが代表的な方法である (魚観察用ケース 作り方 ( 観賞魚、水草 ) - beetleのネイチャーブログ - Yahoo!ブログ,観察水槽を作ろう!,水生生物用観察ケース作り)。観察ケースと言えば,奥行きがないように薄く作らなければならない。それにしてもみなさん器用すぎ。
そんな中,100円ショップのクリアケースをそのまま使い発泡スチロールで幅を狭めるというアイデアである (趣味はと聞かれれば淡水魚と答えます!! 観察ケース)。アクリル板の加工も不要だし,使うときには魚を入れやすいという一石二鳥。入れてから幅を狭めればよく魚の大きさを気にしなくてよい。方眼目盛下敷きを使っているところもいい。魚の大きさがすぐに分かる。
これにヒントを得て作ったのが上の観察ケースである。「作った」というのもおこがましいのだが…。材料は,セリアで購入した「サナダ精工クリアケース ディープ」という商品で,サイズは 110×159×60H mm。それとA4版クリアファイルである。クリアファイルをケースの幅に切ってできあがり。クリアファイルは,上の写真のように丸めて使う。魚は左側の隙間に入れる。するとクリアファイルで魚体が左側面にゆるく押しつけられて観察ができるのである。方眼定規付き下敷きはダイソーにあるらしいので (ダイソーのデッサンセット。 :: 100円TODAY|yaplog!(ヤプログ!)byGMO),それを貼れば完璧である。
などの特徴があるのでオススメしたい。
上の写真は実際に使ってみた様子である。左がヤマベの幼魚,右がフナの幼魚である。それぞれに特徴的な魚体が観察できる。
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