ハワイに来てからハワイらしいことを何もしてねぇ! というわけで向かったハードロックカフェ。しかし冷めたホットコーヒーが出てきた。
ハワイに来てから「これぞハワイ」ということをしていない。コンドミニアムとホテルの往復で終わっている。これではいけない (いけないこともないのだが)。ハードロックカフェにでも行ってみるか,ということにした。
ハードロックカフェは全世界展開しているアメリカンレストランである (ハードロックカフェ - Wikipedia)。日本でも東京や大阪など6店舗で営業されている。1号店はロンドンにあり,エリック・クラプトンやピート・タウンゼントのギターが飾ってあるそうだ (MEMORABILIA | Hard Rock Cafe Japan – ハードロックカフェ・ジャパン)。そして世界中に120店舗以上あるそうだ。したがって,ワイキキのハードロックカフェが珍しいわけではない。
しかし,ワイキキのハードロックカフェが特別なのはその内装である。山ほどのギターが壁から天井にかけて貼り付けられているのである。壮観だが見上げていると首が疲れる。
ワイキキのハードロックカフェの開店は1987年 (Hard Rock Cafe Honolulu, Hawaii)。ティナ・ターナーのカツラも展示されている (Memorabilia)。
ハンバーガーが有名なようだが,店の名前が「カフェ」であるので,カフェを注文することにした。
メニューをもらって見てみると,困ったことに値段が書いてない。「温かい飲み物」に「コーヒー」はあるのだが,その値段が不明なのである。コーヒーの値段が異様に高いということはなかろうという見込みでホットコーヒーを注文した。
コーヒー1杯にかなり待たされ,ようやく出てきた。コーヒーの他に砂糖の詰め合わせとラージサイズのミルクが2本ついてきた。なかなか気前がよいではないか。ミルクを1本入れて飲む。
しかしこれがヌルい。ヌルすぎるのだ。「ホットコーヒー」のはずなのに「ホット」ではない。ミルクは冷えていたが,ミルクの温度だけではここまでヌルくはならないはずである。しかし,ミルクを入れればある程度は冷めもする。
これは失敗だった。ミルクを入れる前に一口飲んでみるべきだったのだ。問題があればそこで店員を呼べばよい。それにしても,コーヒー1杯に問題があるとは思わなかったのでウカツだった。残念だと思いながらもそのままゆっくりと飲み干した。
伝票には,コーヒーの値段 US$3.89 と税金 US$0.18 が書かれていた。そして「チップは含まれていない」とも明記されていた。しかも丁寧に 20% のチップなら US$0.78,18% なら US$0.70 と書いてあった。普通ならこのどちらかの額のチップを払うことになる。
支払い時,レジの女性に事情を説明し,ついてはチップについては払う気がないのだけれどもそれでいいかと聞いてみると,「ベリーソーリー」と言う言葉とともに了承してくれた。
レストランなどでは,テーブルに担当がひとりついて最後までサービスするものだが,ハードロックカフェでは,席に案内する人,注文をとる人,コーヒーを持ってくる人がすべて違っていた。このような場合,チップは皆でまとめておいて分配するらしい。持ってきたのは白人男性だったが,何か気に食わないところでもあったのだろうか。レジのハワイアンな女性の感じはとてもよかった。
コーヒーを注文したときは,ミルクを入れる前にまず一口飲んでみることをお勧めする。
Posted by n at 2016-12-02 18:14 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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