水棲昆虫(水生昆虫)の呼び名は、昆虫の名前、釣り人が昔から使っている通称、フライフィッシングでの呼び名がある。テレビ大阪の「The Fishing」水野裕子の釣りだーいすきのコーナーでフライの特集をやっていたので、ついでにまとめてみる。
昆虫名: カワゲラ
釣り人通称: オニチョロ
フライ: ストーンフライ (Stone Fly)
昆虫名: トビゲラ
釣り人通称: 黒川虫
フライ: カディス (Caddis)
昆虫名: ユスリカ
釣り人通称: 赤虫
フライ: ミッジ (Midge)
昆虫名: カゲロウ
釣り人通称: チョロ虫
フライ: メイフライ (Mayfly)
チョロ虫には、ピンチョロ、カメチョロ、オニチョロ(上述)がいる。ピンチョロには実は2種類あって、オオフタオカゲロウ(フタオカゲロウ科)の場合とチラカゲロウ(ヒトリガカゲロウ科)の場合がある。目玉が大きいのが特徴のカメチョロは、エルモンヒラタカゲロウ(ヒラタカゲロウ科)のことをいう。このあたりに関しては、川虫大特集が詳しい。
フライでは、水底で暮らす幼虫時代をニンフ、水面に出て1回目の羽化を行なった亜成虫をダン、2回目の羽化をすませた成虫をスピナーと呼び分けている。
釣り人の通称は幼虫のことを指している。
フライの画像は成虫のものである。テレビ東京での放送をキャプチャさせていただいた。
Posted by n at 2004-03-21 13:20 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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