印刷用表示へ切り替え 通常表示へ切り替え 更新履歴を表示 更新履歴を隠す
misc 絵か額縁か

キャラが定まらん。このウェブログを書き始めて1ヶ月半が経過しているが、内容についての焦点が定まっていないと常々思っている。もともと、このウェブログは、「デジカメで撮影した画像にコメントをつける」とか「気になったサイトにブックマークをつける」ために書き始めた。MovableType という額縁の中に絵を描きたいと思っていた。しかし、気がついてみれば額縁のメンテナンスがメインになっている。

■ ■ ■

カテゴリ別のエントリ数を見れば一目瞭然。デジカメ画像 23 件、サイトブックマーク 9 件に対し、MovableType は 37 件とダントツである。しかも、レイアウト変更だけでは飽き足らず、プラグインまで作る始末。

MovableType を選んだ理由は

  • サイトのコピーをローカルに保持しなくてよいので身軽
  • どのパソコンからでも更新が可能
  • 下書きができる
  • 遡って日記がつけられる
  • サイトの統一感がある
  • 後からレイアウトが変更できる
  • 拡張性がもともと備わっている
ということだろうか。ユーザに徹することができそうだと思ったのが一番の決め手である。完全にツールであると思えば、内容に集中できるはずである。例えば、ワープロソフトを使っているとき、ワープロソフトがどのような制御を行っているかを気にすることはないし、興味もない。興味の対象は文章の内容のみである。

翻って MovableType はどうだろう。単なるツールというだけの存在ではない。そのものが非常に興味深いと感じられる。TeX を使って文書を作っているときに TeX の美しいシステムそのものに感動を覚えたのに似ている。ツールがツール以上の存在になる理由は何だろうか?

  • 柔軟性と拡張性がある
  • ソースが公開されている
というのが大きいと考えられるが、それ以上に、システムを通して感じられる思想には絶対的な求心力がある。

Linux は私にとって微妙な存在である。Linux に関してはできるだけ一般ユーザでありたい。「Linux の管理をしています」「じゃぁ、その Linux で何をやるの?」「だから管理を…」というのでは何とも情けない。Linux 管理は趣味になり得るのか? とも思う。それはそれでありのような気もするが。

考えていても答は出ない。自分の興味があることだけに絞って続けるしかなさそうである。額縁職人になってしまうのであれば、それはそれでよしとしよう。

今まで自分が何をやってきたかは、自分の記憶の中にしかない。そして記憶は少しずつ薄れていく。それを考えれば、正に「人生ユメマボロシのごとく」である。少なくともウェブログは生きた証(あかし)にはなっていると思う。

Posted by n at 2004-03-13 15:28 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
Trackbacks

  • 「手違いで複数トラックバックを送ってしまった!」という場合でも気にしないでください (重複分はこちらで勝手に削除させていただきます)
  • タイムアウトエラーは,こちらのサーバの処理能力不足が原因です (詳細は トラックバック送信時のエラー をご覧ください)
  • トラックバックする記事には,この記事へのリンクを含めてください(詳細は 迷惑トラックバック対策 をご覧ください)
Comments
Post a comment
  • 電子メールアドレスは必須ですが,表示されません (気になる場合は「メールアドレスのような」文字列でもOKです)
  • URL を入力した場合はリンクが張られます
  • コメント欄内ではタグは使えません
  • コメント欄内に URL を記入した場合は自動的にリンクに変換されます
  • コメント欄内の改行はそのまま改行となります
  • 「Confirmation Code」に表示されている数字を入力してください (迷惑コメント対策です)


(必須, 表示されます)


(必須, 表示されません)


(任意, リンクされます)


Confirmation Code (必須)


Remember info (R)?