インターネットにアクセスすると、パフォーマンスが著しく悪くなることがある。Windows タスクマネージャを起動してみると、「SYMPROXYSVC.EXE」というプロセスの CPU 使用率が 99% になっていた。これは Norton Internet Security 2002 のプロセスの一つである。
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SYMPROXYSVC.EXE の CPU 使用率が 99%
OS は Windows XP Home Edition。
検索してみると、この問題に悩まされるケースが結構多いことが分かった。根本的に解決する方法はなく、経験的には次の方法が有効なようだ。
- Norton Internet Security/Norton Personal Firewall のインストール後通信速度が低下する の方法で対処する
- Norton Internet Security 2002 を一旦 Disable (無効) にしてから Enable (有効) に戻してみる
- 状況が改善されない場合は、Norton Internet Security 2002 を再インストールしてみる
- 最新版 Norton Internet Security 2004 Professional にバージョンアップする
- Norton Internet Security 2002 の使用をやめる
どれを選択するか、別の意味で難しい問題である。
2004年8月12日追記:
最終手段としては、非常にリスクが高いが次の方法がある。(broadband » Forums » Security » Did they screw up LiveUpdate? の sonofjay による 2004-06-02 21:48:13 の投稿)
- symids.zip をダウンロードして解凍
- ウイルス対策ソフトで解凍したファイル symids.sys をスキャン
- symids.sys を C:\WINDOWS\system32\drivers\ にコピー (すでにファイルがある場合は置き換えてはいけない)
- 再起動
- ブラウザの速度をチェック
しかし、高いリスクを背負ってまでやることではないだろう。
Posted by n at 2004-06-27 03:22 | Edit | Comments (4) | Trackback(0)
私のところではクラインとではなくNAVサーバのluadmin.exeのCPU使用率が99%になってました。liveUpdate時ネットワークが遅くてもタイムアウトが起こらない古いバージョンを使っていたせいです。幸い新しいものと置き換えたらタイムアウトも起こらず正常に動作しています。
さらに、NAVサーバの移行が進んでいないために使っていた古いNAVサーバがワームにやられてました。多分blasterです。どうやら既にワームの実体はレジストリには無いのですが、上書きにより書き換えられてしまったファイルがあり、ウィルススキャン時にこのファイルに触るとカウントダウンが始まります。自分の身(機?)すら守れないのに他人様のウィルス定義ファイルを更新させていたとは泣けてきます。
ネットワークというものが便利なものであると考える以上に面倒くさいものだと感じられてしまう今日この頃です。
Posted by: yanagi at June 29, 2004 00:14「少し手間がかかるくらいの方が面白い」と考えるしかなさそうです。面倒ということは、それだけ工夫の余地があるということですし。
Posted by: n at June 29, 2004 00:49SYMPROXYSVC.EXEの件ですが、単純にブラウザのキャッシュが大きくなりすぎているのでは?
Posted by: tetuma at August 11, 2004 18:52Symantec が公開している対処法がありました。
http://service1.symantec.com/SUPPORT/INTER/nisjapanesekb.nsf/jp_docid/20021030223333947?OpenDocument#_Section1&prod=&ver=&pcode=&src=&miniver=&tpre=jp&prev=&dtype=
ブラウザのキャッシュの大きさが影響しているという情報がどこにあるかご存知ですか?
Posted by: n at August 12, 2004 00:32