テレビ番組を録画したビデオを借りて、ハードディスクレコーダにダビングを行った。ビデオにはトラッキング調整という問題があったことを思い出した。最近はハードディスクレコーダばかり使っているので、すっかり忘れていた。
録画は3倍モードでされていた。これを三菱の S-VHS ET 対応ビデオデッキ HV-S200 (2000年7月21日発売開始) で再生し、ハードディスクレコーダにダビングしたい。
普通に再生を始めると、自動トラッキング調整が行われる。そのテープに最適なトラッキングを自動的に探してくれるのだ。自動調整は10秒程度で、調整中はビデオデッキのフロントパネルに「D」の文字が点滅する。調整は完了したが、画面の一番下に細かい横線が入って乱れている。この場合はマニュアル操作の調整が必要である。
最近のビデオデッキは、操作ボタンが少なくなり専用ボタンが減ったため、特殊なマニュアル操作をする場合は複数のボタンを使わなければならない。HV-S200 の場合、「標準/3倍」ボタンを押しながら内側のジョグダイアルを回転させてトラッキングを調節する。マニュアル調整すると、「D」の表示は消える。もう一度「標準/3倍」ボタンを押すと、自動調整モードに戻ってしまうので、1回マニュアル調整を失敗すると、最初からやり直しになるので注意が必要。また、画面上のノイズが消えても、逆に音声にノイズが乗ることがあるので、そのギリギリの点を見極めなければならない。
ハードディスクレコーダ + DVDレコーダは、トラッキング調整が不要という利点もあることに気づいたのであった。
Posted by n at 2004-07-25 23:18 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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