nlog(n)

ハードディスクレコーダには、自動時刻合わせ機能がついている。時報に合わせて誤差を自動的に修正してくれる機能である。しかし、最近この機能が働いていない。毎週楽しみにしている「どうでしょうリターンズ」の最初の数十秒が録画されていないのである。原因はハードディスクレコーダの故障ではなく、オリンピックと高校野球だった。

東芝の 東芝 HDD & DVD ビデオレコーダー RD-X3 には、「ジャストクロック」という自動時刻合わせ機能がある。時報に合わせて時計を自動的に修正するというものである。時報は NHK 教育テレビの 7:00, 12:00, 19:00 に放送されるものを使う。プラスマイナス 3 分以内の誤差が修正される。最初に時計を大体合わせておけば、それ以降定期的に設定し直す必要がない、という便利な機能である。

しかし、どうも最近調子が悪い。時計が合っていないのである。時計が遅れてしまうため、番組の最初が録画されないのである。

マニュアル (取扱説明書「準備編」) を読んで、現在の設定を確認してみた。確認方法は次の通り。

1. リモコンのフタを開け、「初期設定」ボタンを押す
2. 「初回設定」メニューから「ジャストクロック」を選択する
3. NHK 教育が「3」になっていることを確認する (「3」は関東、他は大阪12、名古屋9、福岡6 など)

問題はなかった。

マニュアルをよく読むと、小さい字で「お知らせ」として注意書きがされていた。

• 次のようなときは、自動時刻合わせ機能は働きません
  • NHK 教育放送のチャンネルが設定されていないとき
  • 時報の10分前から時報までの間、本機の電源が「入」になっているとき (スイッチを切っておかなければならない)
  • 現在時刻とのずれが±3分以上あるとき
  • 時報のバックに音楽が流れているとき
  • 「ポッポッポッポーン」ではなく「ポーン」だけの時報のとき (例: 高校野球などの特別番組の放送時など)

これだ。時報を流さないのは「高校野球」「アテネオリンピック」である。これが原因で時刻がずれてしまっていたのだ。この時期は注意が必要という訳である。「この時期」といっても、注意しなければいけない時期というのは沢山あるような気がする。高校野球は、春と夏。オリンピックは冬季を入れれば2年おきにある。難しいものだ。

2011年7月24日追記:
アナログテレビ放送が終了したため (nlog(n): 地上波アナログテレビ放送終了)，アナログ放送の時報が受信できなくなりました。時計はズレまくりです。

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