2004年3月に流出した顧客情報は、3月時点では201人分とのことだったが、実は34万人分だったことが判明。201人のときは、減給などでお茶を濁したが (nlog(n): アッカの情報流出は社内処分で決着) 今回はどうするのか?
201人と言っていたが、実はケタが違った。情けないのは、アッカが内部調査で流出を発見したのではなく、警察が入手した情報だということである。アッカのプレスリリース では、「弊社では、警察が入手した339,177名分の個人情報の照会を受け、内容を分析した結果、すべての個人情報が弊社のお客様情報と合致することを確認しました。」と言っている。アッカはボンヤリして待っていただけなのだ。そして、警察の持ってきた情報を照合してみたら、あら驚き、ということになったのだ。このくらいは自力で探して欲しかった。それとも、201人分以上が見つからなければラッキーとでも思っていたのだろうか。
INTERNET Watch にも詳しい記事がある。 アッカ、個人情報漏洩で記者会見を開催。経営陣ら陳謝
アッカのADSL会員は現在約110万件程度で、サービス開始当初から解約ユーザーのデータもすべて保存しているため、累計で約140万件近い個人情報を所有しているという。また、流出が確定した201件の個人情報には、現時点の解約ユーザーが含まれるほか、流出したと想定している時期すでに解約していたユーザーについても「含まれているかもしれない」とした。
すべての会員データが流出した可能性もあるという。
今回確認された 339,177名に自分が含まれているかどうかをチェックするページが用意された: お客様情報確認。
HTTPS ではあるものの、「漢字氏名」「サービスタイプ」「電話番号」「郵便番号」をすべて入力しなければ、正しい情報が得られない、とある。ここまで来ても、さらに顧客情報を入力させようとする理由が分からない。電話番号だけでいいのではないだろうか? どこまで個人情報を集めれば気が済むのか?
Nifty は対応が早い。Yahoo!ニュース - コンピュータ - RBB TODAY
@nifty、アッカの個人情報流出を受けて対応窓口を設置。無料でメールアドレス変更も ニフティは、アッカ・ネットワークス(以下アッカ)のお客様情報流出の確認が取れたことを受けて、同社会員に向けて対応策を公表した。
So-net はどうするのか? 今のところアナウンスはない。
Posted by n at 2004-08-27 01:40 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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