Vine Linux 2.6 から 3.1 にバージョンアップする際,アプリケーションの設定ファイルがそのまま移行できれば,手間が少なくて済む。メジャーバージョンアップの場合は気をつけなければならない。
以下のパッケージを使う予定。一般的に,マイナーバージョンアップであれば,前のバージョンのコンフィグレーションファイルを流用できる可能性が高い。メジャーバージョンアップの場合は,書式が変わっていることもあるので注意が必要。
Vine Linux | 2.6 | 3.1 | Plus? |
Kernel | 2.4.22 | 2.4.27 | |
Apache | 1.3.27 | 1.3.33 | |
mod_perl | 1.26 | 1.29 | Plus |
mod_ssl | 2.8.12 | 2.8.22 | |
OpenSSL | 0.9.6m | 0.9.7d | |
OpenSSH | 3.6.1 | 3.9p1 | |
PHP4 | 4.2.3 | 4.3.10 | Plus |
MySQL | 3.23.53 | 4.0.23 | Plus |
Postfix | 1.1.13 | 2.0.20 | |
qpopper | 4.0.5 | 4.0.5 | |
BIND | 8.3.1 | 9.2.4 | |
DHCP | 2.0pl5 | 3.0pl2 | |
ntp | 4.1.1 | 4.2.0 | |
samba | 2.0.10 | 3.0.10 | 3.1 から Plus |
メジャーバージョンアップしているのは,MySQL, Postfix, BIND, Samba である。MySQL は本格的に使っていなかったので,新規と考えるので問題なし。Postfix のコンフィグレーションファイルは問題なく設定が完了した(nlog(n): Postfix の設定)。BIND は書式の変更があるようなので(BIND 8 to BIND 9 Migration Notes),じっくりやった方がよさそうだ。Samba は Vine Linux 3.1 から Plus に移った。コンフィグレーションファイルの書式については調査中。
追記:
この記事を nlog(n): 日記サーバ移行計画 に追加。
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