シジミやアサリの味噌汁は美味しいが,砂が気になることがある。そんな貝でも美味しく食べる方法がある。
貝の味噌汁は美味しいものである。アサリもシジミもいい。人によっては,「シジミはダシが出ていれば十分」と言って身を食べない人もいる。しかし,貝の身は美味しいものだから食べたいし,捨ててしまうのは貝という命にとっても失礼だろう。美味しく食べてあげてこそ,天寿をまっとうできるというものである。
ところが,それも簡単ではない。砂抜きが十分でないとジャリジャリするのだ。「しばらく塩水につけて砂を吐かせる」とか,「ザルを使ってガラガラと洗う」とか,砂を抜くには様々なテクニックがある。しかし,それでも残ってしまうことがある。「おかーさん,砂がはいってるよぉ」などと文句を言ったりする。そんな気持ちもよく分かる。でも,貝は砂の中に住んでいるのだから仕方のないことなのだ。
そんな貝でも美味しく食べる方法がある。シジミの身を貝から外したら,味噌汁の中で洗えばよいのだ。洗うといっても軽くシャバシャバとすすぐだけ。大きくジャバジャバして泡が立ったりするとお行儀が悪くなってしまうので,加減が必要ではある。しかし,やることはたったそれだけ。貝の中に挟まっていた砂は,お椀の下の方に静かに沈んでいってくれる。
最後に味噌汁を全部飲み干さないのがコツ。少しだけ残すこと。一番下には砂が溜まっているからである。
Posted by n at 2005-08-25 22:40 | Edit | Comments (2) | Trackback(0)
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アサリの酒蒸しを頼んで
Posted by: maro助 at August 26, 2005 21:57来た物の中に口が開いてないものがあると
「それ死んでる」と言いますが
オイラには 全部死んでるように思えます
なんだったら
口を全開にしているアサリの方が
まるっきり死んでるように見えます
まだ口を開いてない方が 意地でも生きてやる!!
そんな強い思いを感じるのですが・・・
> オイラには 全部死んでるように思えます
ですよね〜。死んでなかったらおかしいです。問題は,いつ死んだかということなのだと思います。
「それ死んでる」は「それ死んでからかなり時間がたってる」の略なんだと思います。
Posted by: n at August 27, 2005 00:50