昨年の娘の誕生を知ってくれたのは,知人や友人だけではなかった。
ダイレクトメールが送られてきた。雛人形のカタログである。どこから知ったのだろうか。
昨年,娘が生まれた。この子の名前と住所を知っているのは,友人,知人,産科医院,それに役所である。懸賞などへの応募はしていない。ダイレクトメールの住所の書き方から,情報の出所は役所であると思われる。
昨年2005年4月に個人情報保護法が施行されて以来,個人情報に対する感心が高まった。企業も法令遵守の方向で動いている。そんな中,個人情報が一番よく流れ出しているおおもとが,国だったとは。本人や家族以外の人間に対して「第三者閲覧」という請求が許可されている。赤の他人が見ていいのだ。第三者閲覧で得られた情報は,他企業への配布などの2次利用は認められていないが,1次利用としてダイレクトメールなどに利用することに対しては禁止されていない。住民票の制度には他にも問題があるようだ(住民票 - Wikipedia)。
初節句には雛人形を飾るとされている。わが家でも何かしら飾ることになるだろう。しかし,ダイレクトメールをよこした会社からは買ってやらん。
2006年3月3日追記: 折り紙で作りました (nlog(n): 雛人形は折紙で)。
2008年3月3日追記: 買ってもらいました (nlog(n): 買ってもらった雛人形)。
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