nlog(n): 月別アーカイブへのリンクを nDialy 風に

Thu June 15, 2006

月別アーカイブへのリンクを nDialy 風に

メインインデックスの月別アーカイブへのリンク表示を nDialy 風にする。

■ ■ ■

長くなった月別アーカイブへのリンク

ブログを長く続けると，月別アーカイブが増えてくる。それと同時にアーカイブへのリンクの行数も増えていく。ブログを始めたばかりの頃は1か月にいくつ投稿したかが励みになったが，最近はどうでもよくなってきた。年間の投稿数くらいはあってもいいかな，くらいな感じである。そこで，月別アーカイブへのリンクを圧縮して表示することを考える。

もともとのコードは次の通り。

とても単純である。しかし，出力結果は若干冗長である。簡潔な表示方法としては，nDiary の表示がある。この表示をマネるのがよさそうだ。お手本は Junkline - MT の過去ログリンク表示を nDiary （ごにょり済み）風にで，さらに手を加えて月の順序を 01, 02, 03,... の順序にする。

使用するプラグインは，年をまとめるために Archive Date Header Plugin :: Adam Kalsey，月を昇順にするために Brad Choate: PerlScript Plugin を使う。動作確認は Movable Type 2.661 で行った。

メインインデックスのテンプレートに書くコードは次の通り。

<MTArchiveList archive_type="Monthly">
<MTArchiveDateHeader>
<a href="<$MTBlogArchiveURL$><$MTArchiveDate format="%Y.html"$>">
<$MTArchiveDate format="%Y"$></a>:
</MTArchiveDateHeader>
<MTPerlScript>
$m = '<a href="<$MTArchiveLink$>"><$MTArchiveDate format="%m"$></a> ';
push(@ma, $m);
$a = '<$MTArchiveDate format="%Y"$>';
$b = '<MTArchivePrevious><$MTArchiveDate format="%Y"$></MTArchivePrevious>';
if ($a ne $b) {
print reverse(@ma), "<br />";
@ma = ();
}
</MTPerlScript>
</MTArchiveList>

再構築すると，次のような表示になる。

2006: 01 02 03 04 05 06
2005: 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12
2004: 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12

注意が必要なのは，年の最後の処理である。月を逆順に並べ替える配列をクリアし，改行 <br /> を挿入する必要があるのは次の2つの場合がある。

12月まで記事がない場合は，記事がある月の後で実行
12月まで記事がある場合は，12月の後で実行

この動作は，意味合い的にはMTArchiveDateFooter にあたるタグで行いたいのだが，Archive Date Header Plugin では提供されていない。そこで，MTArchiveDateFooter は MTPerlScript の力を借りて実装する。このアイデアについては，Archive Date Header Plugin :: Adam Kalsey のコメント欄にあるのをぬりかべブログ :: ArchiveDateHeader Plugin の応用さんが解説してくれている。

MTArchiveList には sort_order 属性を指定することができない。必ず降順になってしまう。月を昇順に並べ替えるのに，ここでは MTPerlScript プラグインを使ったが，PHP が使えるのであれば PHP スクリプトでもできるようだ(Chitatopops: Movable Type：月ごとのアーカイブのリストを登り順に，まけないこと投げ: MTArchiveListで昇順ソートを使う)。

2006年6月27日追記:
投稿のない月も表示する方法もあります(nlog(n): 月別アーカイブへのリンクをもっと nDialy 風に)。

Posted by n at 2006-06-15 01:17 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)

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