「振替の振替」にも対応した休日表示カレンダープラグインをバージョン 2.20 としてリリースする。
2007年1月1日の祝日法の改正で,振替休日の規定が変わった (2008年、ゴールデンウィークが長くなる | エキサイトニュース)。新しい条文は次だそうだ。
第三条第二項 「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
これにより,2007年は5月4日「みどりの日」が日曜日。翌5日も祝日なので、繰り越して6日火曜日が休日に。2008年は5月3日「憲法記念日」が日曜日。4日も5日も祝日なので、振替休日が6日水曜日まで繰り越しになる
のである。
休日表示カレンダープラグインで,休日判定に使用している Perl モジュール「Date::Japanese::Holiday」の最新版はバージョン 0.05 で,リリース日は2003年9月25日。したがって,2007年1月1日の法改正は反映されていないのだ。モジュールの作者にメールをしてみたが,反応がない。恐らく忙しいのだと思われる。私がパッチを書ければいいのだが,残念ながらそこまで詳しくない。
CPAN を探してみると,新しい祝日法に対応したモジュール Calendar::Japanese::Holiday が公開されていた。これで振替休日の判定ができる。Date::Japanese::Holiday と動作が異なる点があるので,注意が必要だ。現在のバージョンは 0.03 である。
日曜日を休日と判定しないだけなので,Calendar::Japanese::Holiday と Date::Calc だけでもいけそうだが,念のため Date::Japanese::Holiday も併用する。
MT 2, 3用と MTOS/MT 4 用は別になっている (nlog(n) - 休日表示カレンダープラグイン2)。ローカライズは Six Apart - 技術情報提供ブログ: ローカライズ技術の解説 の方法を採用。この方法は,プラグインのファイルを見ただけでは説明が分からないという欠点があるが,日本語と英語の対応を考えなくてよいという利点がある。
前回に引き続き肉の日リリースである (nlog(n): フリーソフトは肉の日に)。今日の夕食のおかずは餃子だった (ジャンクではないが肉である)。
この記事は999番目の投稿になる。次で桁が1つ増えることになる。
Posted by n at 2008-03-29 21:22 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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