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MovableType 後ろ向きなエイプリルフールを振り返る

昨日の後ろ向き企画を振り返る。後ろ向きを振り返るから前向きかと思いきや,後姿しか見えないという,なんだかな状態。そんな中,Movable Type の設定で,「優先するアーカイブマッピング」というのが何を意味するのかがようやく分かった。

■ ■ ■

昨日のエイプリルフール企画を準備している中で,「優先するアーカイブマッピング」というのが何を意味するのかが分かった。これを説明しようと思ったら,マニュアルにしっかり書いてあった (ギャフン!)。

優先するアーカイブマッピングの選択
優先するアーカイブマッピングとは、複数ある同じ種類のマッピングのうち MTEntryPermalink や、MTEntryLink, MTArchiveLink などのテンプレートタグで出力する URL を、どのマッピングで設定したものにするかを選択するものです。

アーカイブマッピングの設定 | Movable Type 4 ドキュメント

さらに,これを使った例も公開されていた (Six Apart - 技術情報提供ブログ: アーカイブマッピング機能を利用して、一件のエントリーで様々なファイルを生成する)。

この機能は,すでに Movable Type 2.661 でも実装されていて,「BLOGの設定」→「アーカイブの設定」で設定することができる。

アーカイブの設定
アーカイブの設定


つまり,ここでチェックを入れたテンプレートのマッピング先に,MTEntryPermalink などがリンクすることになるのだ。

昨日のエイプリルフール企画では,1つのネタ記事を投稿するのではなくて,プラグインを使ってサイト全体に仕掛けをするものだった (nlog(n): ルーフルリプイエなき向ろ後)。「全体」といっても,トップページと個別記事のみだったのだが。次の手順で行った。

  1. (4月1日以前,archives/ ディレクトリには,オリジナルの個別記事がある)
  2. 個別記事アーカイブテンプレートをコピーしてプラグインタグを仕込む
  3. archives/aprilfool/ ディレクトリに,上のテンプレートで生成したウソ記事を再構築して保存
  4. (4月1日になったら)
  5. archives/ から archives/original/ にオリジナルの記事を移動 (Linux のコマンドで)
  6. archives/aprilfool/ から archives/ にウソ記事を移動 (Linux のコマンドで)
  7. 「優先するアーカイブマッピング」の設定をウソ記事テンプレートに設定
  8. メインインデックスのテンプレートを書き換えてウソトップページを再構築
  9. (4月1日が終わったら)
  10. archives/original/ から archive/ にオリジナルの記事を移動
  11. 「優先するアーカイブマッピング」の設定を元のオリジナル記事テンプレートに設定
  12. メインインデックスのテンプレートを書き換えて元のトップページを再構築

言葉にすると面倒くさそうだが,実はそうでもない。

思いがけないトラブルとしては,4月1日になってすぐにウソ記事をコピーしたのに,朝見てみると元の記事に戻ってしまっていた。これは,夜中に仕込んである mt-rebuild による再構築で,ウソ記事が上書きされてしまったからだった。私の使っている mt-rebuild は「優先するアーカイブマッピング」の設定を読んでくれないらしい。

4月1日は,自分でサイトの文章を読んでいて,ゲシュタルト崩壊のような感覚に陥った(ゲシュタルト崩壊 - Wikipedia)。文字の順番だけが反対になっているのに,鏡文字のように見えたりするといった摩訶不思議な感じになった (昨日のトップページ)。他のサイトを見ても逆から読もうとしたりして,ちょうどスケート靴を脱いだ直後のようなフワフワした変な感じだった。

「こういうの,どこかで見たな」と思ったら,トラックの右側に書いてある会社名がそうだ。会社名が右から左に向けて書いてあるのに,その下に電話番号が左から右に書いてあったりしてなんじゃらほい。

ウソ記事から元記事へのリンク
ウソ記事から元記事へのリンク


検索から来た人は戸惑ったようだ。ウソ記事から元記事へのリンクは作ってあったのだが,目立たなかったのかも知れない。次回はもっと目立つように設置しよう (またやるのかよ!)。

コメントをくださったみなさん,ありがとうございました。

Posted by n at 2009-04-02 21:32 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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