このブログで私の好きな女性のタイプを発表したところで,誰も気にしないし,私にとっては利益にも不利益にもならない。だからここに書いておくことには意味がある。
最近になって気づいたことがある。私のまわりには家族以外の女性がいないことに..._| ̄|○ いや,言いたかったのはそんなことではない。私は女性全般が好きだ。そして私は会う女性すべてに下心を持って接する。いやいや,暴露したいのはそんな話ではない。
最近になってようやく気がついたというのが何かと言えば,付き合いが長続きするタイプとそうでないタイプには,分かりやすいある違いがあったということである。結論から言ってしまえば,そのタイプを分けるのは「権力志向かどうか」だったのである。
ここでいう「権力志向」というのは,何とかして権力を握ろう持とうとする人のことで,それが権力であれば大きさには関係がない。家庭なら「財布の紐を握って渡さない奥様」などがその例である。財布を管理するだけならいいが,ご機嫌をとらないと財布の紐がゆるまないという状態を作っていたりする。会社なら「情報を握って渡さない人」である。この場合も,その人のところに頼みに行かなければ情報が出てこない。
このような権力志向の人たちを面倒だと思うのは,私自身の志向がこれと真逆だからなのだろうと思う (nlog(n): 半透明になりたい)。
そうは言っても,権力志向の人は魅力的なところがあるのは確かだ。権力を握るためにアクションを起こすので,行動的で活発だからである。私が好きになる女性はこのタイプが多いのだが,残念なことに付き合いが長く続かないのである。この手の女性は,駆け引きをしたがることが多い。付き合い始めは「恋の駆け引き♪ いちゃいちゃ」が楽しく思えるのだが,だんだんと疲れてきてしまい,面倒臭くなってしまうのである。私の反応が薄くなるので,女性はつまらなくなり連絡をとる回数も減っていき,フェードアウトしていく。
権力志向でなくても積極的な人というのはいる。これは私の理想のタイプだが,ごくわずかしかいない。自分もそうありたいと願っているが難しい。権力志向でなくて消極的な女性の場合,これもフェードアウトする。
よく考えてみると,これは私の「好きな女性のタイプ」だけではなくて「好きな男性のタイプ」でもある。男性と書くと誤解されるとすれば要するに「好きな人間のタイプ」なのだ。男女を含めて,私の周りには権力志向の人がほとんどいないように思える。もちろん,人は相手が誰かによって態度を変えるのが普通だ (nlog(n): 「変な人に好かれる」を図で考える)。だから私に対しては権力を示さないということも考えられる。しかし,権力志向の場合は,小さなことにもその性質が滲み出るので,割と簡単に分かるものである。
私はできるだけ権力から離れたところで生きていたいのだが,問題もある。力を誇示しないと,舐められてしまうことがあるのだ。力を言葉ではなく行動で示そうとすると,手間も時間もかかって面倒くさい。厄介である。
ここに書いたことは,一般的に「好きな女性のタイプは?」という質問に対する答としてはウケがよくないと思われる。普通期待されるのは,「美人,スタイルがいい,賢い,性格が明るい,馬が合う,趣味が一致している,笑いのツボが同じ」などだからである。それに,これを答として使っても会話は弾まないし,逆に盛り下がったり深刻になったり地雷を踏んだりすることになるので危険である。使わない方が賢明である。好きなタイプを「他人に言えない」のはこの理由からである。
Posted by n at 2010-09-08 22:45 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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