思い出せば8年前の今日,自宅の駐車場からハーレーは忽然と消えたのだった。
8年前の今日,2002年9月14日の朝,先に家を出た妻が私を呼びに戻ってきた。
駐車場に行ってみると「?」。バイクをカバーしてあったシートがぺしゃんこになっているではないか。
あれれと思い,シートをひっくり返してみても,バイクは見当たらない。そうなのだ。我が愛車ハーレーダビッドソンは何者かに盗まれていたのである。
しばらく乗っていなかったのでバッテリーがあがってしまい,家の中で充電中だったので,エンジンをかけることはできなかったはずである。タイヤにロックもしてあったので,恐らくは「トラックにヒョイ」である。
その後,警察に届けてみたところ,現場検証には来てくれたが,駐車場の大きさとおおよその位置を測っただけで終了。駐車場のすぐ前には大家の家があったが,「何か物音はしませんでしたか?」などとそこに聞き込みに行ってくれるとか,そんなことはまったくなくて,用紙に書き込んで終了したのだった。
どんなバイクだったかといえば,Harley-Davidson FXSTC Softail Custom の面影は…残っている写真は1枚もない。バイクのあった生活はあまりに日常だったため,写真を残していないのだった。あるのはバイクで行った先の写真のみ。まあ,あれだ。別れることになった恋人と同じようなものだ。いなくなってみて,はじめてその大切さに気づく。そして写真を探してみるが,あまりに当たり前の存在だったため残っていない。そんなものだ。
購入したのは1995年10月16日。約7年の付き合いだった。それ以来オートバイには乗っていない。次に乗るのはいつのことになるだろうか。
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Posted by n at 2010-09-14 23:50 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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