久しぶりに伊佐沼を訪れたところ,水がないのに驚いた。環境整備工事が行われているとのこと。うどん屋も3月まで屋根改修工事のため閉店になる。
久しぶりに伊佐沼を訪れた。昨年訪れたのは8月だった。そのときは上の写真のように普通に水があった。
しかし,今回は水がない。「キミに会いに行かなくちゃ!」あ,それは傘。
水がないのには驚き。あの大量の水はどこへ? 流れこんでくる水はないの? いろいろな疑問が湧いた。
水がないのは,環境整備工事のためだという。工事が開始された正確な日付は分からないが,2010年1月5日の時点で始まっており,すでに水がない写真がある (伊佐沼の環境整備が現在行なわれています。《1月5日確認》)。2009年冬季の水質調査が行われていないことから考えると (伊佐沼 - 埼玉県ホームページ),水がなくなったのは2009年の暮あたりになりそうだ。ところが,初夏に訪れたときには水があった。稲作の作業期間は,沼に水をためるのだそうだ (伊佐沼の珍しい風景を眺めました。(6月18日))。
2010年5月のブログには (nlog(n): 伊佐沼公園での休日),悪臭がしていて,ヘラブナも大量に死んでいる様子が書かれている。この時期は,すでに改修工事中であり,臨時に水がはられている状態のはずなのだが,それでも魚が大量に死んでいたというのはどういうことなのだろうか。工事の途中では水質はあまり改善されていないということなのだろうか。
珍しい機会なので,普段は湖底にあたる場所に降りてみた。「ズブズブ」と足が入ってしまったら怖いなと思い,恐る恐る足を踏み入れてみたが,割と乾いていて安心して歩ける。表面が乾いていない場所は,さすがにネチャネチャして靴の底に泥が貼りついた。他にも歩いている人がいる (水のない伊佐沼 - :::麺や巡礼::: - Yahoo!ブログ)。
わずかに残っている水たまりにも,大量に魚が溜まっているかと期待して覗き込んだが,魚はおらずひっそりとしていた。鳥たちは隣の川に非難しているようだ (Dan's Style:伊佐沼よ再び! - livedoor Blog(ブログ))。魚は避難する場所があったのだろうか?
伊佐沼の改修工事前の美しい風景は 川越 伊佐沼 春夏秋冬 で見ることができる。
伊佐沼のほとりのうどん屋「伊佐沼庵」(川越市/伊佐沼庵(旧戸田家住宅)) も,かやぶき屋根の改修工事のため,2011年1月17日から3月18日まで休業となる。
2011年5月8日追記:
改修工事後に行ってみたところ,茅葺き屋根はトタン屋根になっていました。正確に言うと,交換ではなく,茅葺き屋根がトタン屋根に覆われた状態になりました。メンテナンス費用が出せないとか,そんな理由かも知れません。
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