ペットボトルでザリガニ入れを作って,ザリガニ釣りにゴゥゴゥゴォーッ (そんなに勢いをつけるほどのことでもないんだが)。
釣ってきたザリガニを見ると,「ペットボトルで作ったザリガニ容器のことをブログに書こう」と思い,パソコンの前に座るとザリガニのことをすっかり忘れる。そんな日を繰り返していたら,ザリガニのことで頭がいっぱいになってしまうという不幸な状況に。
ザリガニのことを思い出すのは最小限にしたいので,ここでまとめておくことにする。
これから作るザリガニ容器は,捕獲用の容器ではなく,釣ったザリガニを入れて家まで持ち帰るための容器である。ザリガニを1匹飼育するための容器にも使える。運搬でも飼育でも,大量のザリガニには向かないので,そこのとこ注意。
幼稚園児向き。
用意するものは以下の通り。
2リットルのペットボトルをカッターで3つに分割する。ちょうど「クビレ」になっている部分をカットするとよい。このクビレの部分が,最終的にフタを取れにくくするように働く。3分割した真ん中の部分は使わない。下の部分がザリガニ入れに,上の部分がフタになる。
カッターでカットした切り口は,ギザギザしていて手や指を傷つける可能性があるので,ガムテープでカバーする。
キリで穴を開けて,ひもを通せば完成。
フタは,斜めにして,一旦容器の奥まで差し込んでから,真っ直ぐにして引き上げるようにすると,しっかりと止めることができる。フタを取るときはこの反対で,一旦奥まで差し込んで,今度は斜めにして引っ張り上げるようにする。
ザリガニを入れた後,フタをすると窒息死の危険がある。これを防止するためには,ペットボトルの飲み口のフタを外しておくとよい (ザリガニ容器としてのフタではなくペットボトル本来のフタ)。すると,水はこぼれにくいにも関わらず,ザリガニも死ににくいという一石二鳥的な感じになる。
ザリガニ釣りの仕掛けは,適当な長さの棒切れ,もしくは,上の写真のように新聞広告などを丸めたものを竿にする。糸はタコ糸。糸の先には,洗濯バサミにオモリをつけるか,金属のクリップ (商品名「ダブルクリップ」) を付ける。洗濯バサミだけだと浮かんでしまうことがあるので,石ころでもいいのでオモリとしてつける。洗濯バサミの色は気にしないで良い。
エサは,干しスルメイカが使いやすく,釣れやすい。煮干もいいが,洗濯バサミから滑って取れてしまうことがある。
沢山釣れたが,厳選して3匹を飼育することにした。上の写真のように小さい容器に3匹も入れたりすると,ケンカをしてともに死ぬので,十分大きな容器に入れるか,1匹ずつ別々の容器に入れる。上で作った容器であれば1匹ずつということになる。
毎日水を取り替える必要がある。ニオイがあるが,毎日水を取り替えて1か月くらいすると,ニオイが取れる。エサは,釣るときにも使った干しスルメイカを,今度は細く割いて少しずつあげるようにする。
幼稚園児は,気が向いたときにしか世話をしないので,飼うときは親が毎日世話をすることを覚悟しなければならない。いつまで飼うかが問題だ。
Posted by n at 2011-07-19 23:56 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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