Windows 7 マシンに仮想デスクトップ Dexpot を導入することにした。
環境は Windows 7 Professional 32bit である。
PC で行う作業は,目的ごとに違う画面が使えると,気が散らなくて集中しやすい。こんなときに使えるのが仮想デスクトップである。仮想デスクトップは,デスクトップ画面を,実際の画面は物理的に広げられないので,仮想的に広げるソフトウェアの総称である。
仕事の効率をあげるために,仮想デスクトップがどのように使えるのかについては,仮想デスクトップ WinDeskWide が激しく便利な件 - Open MagicVox.net が詳しい。
仮想デスクトップソフトウェアには,デスクトップを何枚も作るものと,デスクトップの面積を広げるものがある。デスクトップを複数枚作るものには,WinDeskWide,Virtual Dimension (2005年で開発停止) (レビュー: 仮想デスクトップソフト Virtual Dimension を使ってみる - Open MagicVox.net),Finestra Virtual Desktops (レビュー: 「 Vista/XP Virtual Desktop Manager」 | マイコミジャーナル),Dexpot などがある。デスクトップの面積を仮想的に広げるものに Virtual Desktop for Win32 (レビュー: 仮想デスクトップソフト Virtual Dimension を使ってみる - Open MagicVox.net),仮想画面マネージャ がある。仮想デスクトップツールまとめ | IDEA*IDEA では,Microsoft Virtual Desktop Manager (for Windows XP),Virtual Desktop for Wind32,WinDeskWide,仮想画面マネージャ,WindowsPager,Virtual Dimension,Finestra Virtual Desktops についてのレビューがある。
数ある仮想デスクトップソフトウェアの中で選んだのは,ドイツ生まれの Dexpot である。デスクトップを複数枚作るタイプである。
このタイプの仮想デスクトップをいくつか試してみたところ,なるほど本当にデスクトップが複数できるので,デスクトップに置いているアイコンも全部の画面で同じになる。画面によって表示されるアイコンも変えたいのだが,それは無理。画面領域拡張型のソフトウェアを使えばできるかも知れないが試していない。
気になったのは,ウィンドウの移動である。あるデスクトップで表示したウィンドウを他のウィンドウに移せるのか? これは当然移すことができて,Dexpot ではウィンドウをアクティブにしておいて「Alt+Shift+数字」とする。画面の切替は「Alt+数字」で行う。このキー割り当てはカスタマイズが可能である。ウィンドウを移動するのかコピーするのか,デスクトップを切り替えるのか,など山ほどキー割り当てがあって何がなんだかわからなくなるのだが,設定画面では,すでに割り当てがあるキーには「!」マークがつくという親切設計になっている。
Posted by n at 2011-09-07 23:48 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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