羽田空港と千歳空港を往復した際,行きも帰りも手荷物検査で引っかかってしまった。次の機会に同じことを繰り返さないように記録しておく。
2014年9月に北海道出張があった。飛行機で,行きは羽田→千歳,帰りは千歳→羽田で往復したのだが,慣れていないせいもあって手荷物検査で見事に引っかかった。荷物を預けなおしたり検査場を二度通ったりして時間がかかるだけで,それ以外には問題はなかったのだが,時間的に余裕がない場合には致命的なことになりかねない。私は飛行機を使う出張はそれほど多くないので,こういうことは見落としがちであるため,記録として残しておくことにした。
手荷物は,荷物室に預けてしまう「受託手荷物」と,「機内持ち込みの手荷物」に分けられる。屁理屈を言えば,受託手荷物だって飛行機の機内なのだから機内持ち込みじゃないのかとも言えそうだが「自分で持ち込める」わけではないので「機内持ち込みの手荷物」とは言わない。
最初に引っかかったのは,羽田空港での手荷物検査である。「刃物は預ける (空港でのお願い | 安全・運航情報 | JAL企業サイト)」ということは知っていたので,ナイフは受託手荷物にして預けてしまった。そこまではよかった。しかし,機内持ち込みの手荷物検査でストップがかかってしまった。ハサミとカッターがかばんの中に入っていたのである。見落としである。気がつかなかったのだ。
ハサミは文房具だし,カッターにいたってはカードにはめ込んであるタイプのものだったので存在すら忘れていたのである。X線は,カッターがカードの中に入っていて取り出すのに手間取るものでも,お見通しさ (笑)。
結局どうしたかというと,機内持ち込みの検査場からいったん引き返し,手荷物預かり所でハサミとカッターを預け (段ボール箱を用意してくれるので中に入れる),もう一度機内持ち込みの検査場を通すということになった。搭乗までの時間がない場合は,ハサミとカッターはその場で捨てて行くことになる (泣)。早めに手続きを済ませる必要があるというのはこの理由からである。
さて,帰りは行きと同じ失敗はしないぞと,千歳空港では刃物類を全部預けて余裕と思っていたのだが,予想に反してまた引っかかってしまった。それはライターである。受託手荷物の中にライターが入っていたのである。基本的に火気類は飛行機に乗せられないのだが,ライターに限っては1個だけ機内持ち込みが許されている (機内持ち込み手荷物について/手荷物について│航空券│ANA国内線)。聞いてみると2個のときはどちらかを捨てなければならないとのこと。行きにも同じライターが入っていたはずなのだが,見落とされたのだと思われる。
搭乗が早いと,機内持ち込みの荷物を上のボックスに入れることができる。遅く乗ると,ボックスはいっぱいになっているので,自分の荷物は足元に置くことになる。しかも,足元に置いた場合,左右の足で挟んでいると注意されたりしていいことがない。座席の下に入れろと言われ,足が伸ばせない。
教訓ワン・ツー・スリーで快適な飛行機での旅……の「前段階」がクリアできる。搭乗手続きや搭乗は早め早めを心がけると得することが多い。
Posted by n at 2015-02-12 22:56 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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