穴の空いたズボンの膝あてをフェルトのアップリケで作る。たまには父親がお裁縫をしてもいいじゃないか。
子供が転んだ拍子に膝をすりむいて,ズボンにも穴が開いてしまったという。気に入っているズボンなので直して欲しいと言っている。見てみると確かに穴が開いていて,ストッキングでいうところの「伝線」もしている。
こういう場合,穴が開いているところには,何かしらの布を当てて直すことになる。やり方としては二通りあって,ひとつはできるだけ目立たないように仕上げる方法である。もうひとつは,どんなに上手くやっても直してあるのが分かってしまうのなら,いっそのこと目立つようにしてしまう方法である。私は技術がないので,「直してありますよ〜」があからさまに分かる方をとることにした。
さて,直してあるのが分かって,しかも可愛く見えるようにするなら,アップリケを貼り付けるのがお手軽である。しかし,このアップリケ,売り場で見てみるとどれも「硬い」のである。貼り付けるのが膝なので,硬いと曲がりにくいために適していない。そこで,アップリケも自作することにした。
100円ショップのダイソーで探してみると,「洗えるフェルト」という製品を見つけた。何色ものフェルトが入っている。これに決定。
最近はゴムを替えたりするくらいしかしていないので (nlog(n): 紅白帽のゴムの付け替えを少しだけ楽チンに,nlog(n): 子供のズボンのゴムを引き締める),これからやろうとすることは,小学校の家庭科以来,ということで40年ぶりということになる。刺繍の仕方はチェーンステッチと布を縫いつけるときの何とかステッチしか知らないが,それだけでも何とかなりそう。
縫いつけるのに刺繍セットを購入。これもダイソーで。刺繍用の枠と糸と針,どれも一点あたり税抜き100円である。この安さと品揃えは本当に助かる。
上の写真が穴の空いたひざの部分。向きを横にして写真をとっている。
フェルトを仮置きして,穴のふさがり具合を確認する。刺繍用の「枠」はズボンが細くて入らない。買ったが無駄になってしまった。
ちょっと引き連れてしまっているけど,ひざの丸みが出るからまあいいかということで許してもらう。布を縫いつけるのはブランケットステッチというらしい (初めての刺繍3 ブランケットステッチ [ハンドメイド・手芸] All About)。目と口はチェーンステッチで。出来上がりは,かえるのピクルスがほおづえを突いているところなんですよ。ピンクのワンピースを着てる。デザインは子供が考えたのです。これで完成〜♪
履いてもらった。なぜか横にリラックマが。
「おとーしゃんにやってもらった!」と自慢してもらいたい!
Posted by n at 2016-01-20 02:22 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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