FreeDNS でフリーのドメインを取得したが,Google にサイトマップを送ったところエラーになってしまった。Google がインデックスしてくれると思えない。
このブログサイトのドメイン変更の期日が迫っている。FreeDNS (https://freedns.afraid.org/") でフリーのドメインを取得した。
ブログのサイトマップを作り,Google Search Console に登録を行った。Google Search Console とは Google Webmaster Tools のことである。ウェブマスターツールにドメインを登録すると「検索パフォーマンスを改善できます」というメールが届く。5つのステップになっていて分かりやすい。
- ウェブサイトの全バージョンを追加する
- 優先するバージョンを選択する
- ターゲットとする国を選択する
- 同僚にアクセス権を付与する
- サイトマップ ファイルを送信する
しかし,問題がある。サイトマップをテストするとエラーとなってしまうのだ。
# | 型 | 問題 | 説明 | 問題の件数 | 例 | 行 | 最終検出 |
1 |
エラー | エラー | サイトマップにアクセスしようとした際にエラーが発生しました。サイトマップがガイドラインに従っており、指定した場所からアクセスできることを確認してから、再送信してください。 | 1 |
一般的な HTTP エラー: ドメイン名が見つかりません | - |
2016年4月20日 |
試しに Google の DNS (8.8.8.8) に問い合わせてみる。問合せドメインは nlogn.omg.cx である。
8.8.8.8 は知っていると言っている。ネームサーバは何になっているのかを問い合わせてみる。
ns1.afraid.org であることも知っている。しかし,ウェブマスターツールは「一般的な HTTP エラー: ドメイン名が見つかりません」と言っている。
このエラーに関しては,少し待てばいいだけだという場合もあるようだ (ウェブマスターツール「一般的な HTTP エラー: ドメイン名が見つかりません」: Jkun Blog)。
しかし,調べてみると,これは以前から知られている問題のようで,2007年に投稿されたブログ記事に記述がある (freedns.afraid.org Subdomains Don't Work for Google! | Leap On!)。原因は,afraid.org が GoogleBot を弾いているからだという投稿がある (Google Says DNS Provider Afraid.org Blocks GoogleBot)。FreeDNS 悪質なサイトとして明示的に Google から弾かれているので,管理者の Joshua Anderson にメールで連絡すると対応してくれたという人もいる (Problem with google sitemaps | x10Hosting: Free Hosting Community)。ひーっ。
No-IP のドメインもマルウェアの温床となっているという理由から,Microsoft がドメインの差し止めを行ったということが2014年に起きている (ダイナミックDNSがマルウェアの温床になっているとしてMicrosoftがNo-IPのドメイン差し止め - GIGAZINE)。現在は復活しているとのこと。
それにしても,FreeDNS のこの状態は厳しい。Google ウェブマスターツールで「ドメイン名が見つかりません」というエラーが出るということは,Google の検索結果に出てこないということになる。このサイトは Google の検索流入がほとんどなので危険である。FreeDNS を使うのは,個人的なサイト構築に限定した方がよさそうだ。
タイムリミットは間近に迫っている。どうする?
Posted by n at 2016-04-20 23:08 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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