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Photo プラスチックの硯はリバーシブル

小学校で使う書道セットのすずりは裏側も使えるものだった。表は通常の習字用,裏側は書き初め用になっていた。

■ ■ ■

小学校で使う最近の硯{すずり}はプラスチックになっていて驚いたが (nlog(n): 書き初めはプラスチックの硯と墨汁で),この硯が裏も使えるようになっていてさらに驚いた。

小学3年になる次女に習字セットを購入した。学校教材を扱っている文溪堂の書道セットである (学校用教材 −書道セットNEW教材ガイド 書道ケースの特長−:文溪堂)。

表側: すみ用
表側: すみ用


硯の表側は通常の習字用で,発売元の説明では「すみ用」となっている。「すみ用」だが,学校の授業では墨液を使うそうだ。

裏側: ぼく液用
裏側: ぼく液用


裏側は,発売元の説明では「ぼく液用」となっているが,どちらかと言うと書初め用である。書初めで使うのは太い筆なので,それ用に海が広く,沢山の墨液を入れておくことができるようにしてあるのだ。さらに,丘に上がる途中の部分には筋状に盛り上がったものがつけられている。つけ過ぎた墨をそこでしごいて調節できるのである。ただし,このセットには書初め用の太い筆は入っていない。

私が「すずりって裏も使えるのか」と言ったら,すでに書き初めをやったことのある長女は「そうだよ!」と当たり前のように鼻を鳴らして言った。

書道セット「ラブパリス」
書道セット「ラブパリス」


ケースは「ラブパリス」というもので,紐がかけてあるようなデザインになっている。


注文した実物が届いてから,娘がとても残念がったのは「下側の紐は絵で,タグも絵だった」ということである。言われてみれば,確かにそうだ。カタログでは小さい写真なので,横にも縦にも紐が巻いてあるように見えるし,タグもキーホルダーのようにひらひらしているように見える。しかしそれは絵だった。まさに絵に描いた餅! この場合は,絵に描いたものは役に立たないが,絵に描いてなくても書道の役に立つわけではないのだが。

Posted by n at 2016-05-26 19:20 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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