腕の毛が気になったので剃ってみたのだが,爽快にはならなかった。特にこの蒸し暑い時期にはお勧めできない。
自分の腕を見てみると,黒い毛が生えそろっていないのが気になってきた。ここのところどういうわけかずっとイライラしていて,どうでもよいことが気になって仕方ない。そのどうでもよいことの一つが腕の毛だった。まばらだし,変な方向に生えているものもある。
そこで,風呂に入ってヒゲを剃るついでに腕の毛も剃ってみた。毛が生えていない腕は見た目もいいし,肌触りもツルツルである。思った通り! やってよかった,そう思ったのである。
風呂からあがって涼んだ後,しばらくすると汗をかいてきた。暑いのには慣れっこなので平気なのだが,腕を触ってみるとペタペタするのである。うっすらとしか汗をかいていないのに,触るとぺっとりとする。サラサラ感がまったくない。
これは,気になっていた黒い毛と同時に,ほとんど目に見えなかった産毛を剃り落としてしまったのが原因だったのである。この暑い時期,産毛の効果は絶大だったのだ。
今回の件で,結果を予想して立案し,実際に毛を剃り,予想しなかった結果が得られた。「計画→実践→評価」になっている。これはまさに PDCAサイクル (plan-do-check-act cycle) の一部であり,残すは Act に当たる「改善」で,これがあればサイクルの一周目が完結する。
改善案としてはこうだ。腕の黒い毛が気になったとき,それを除去するならピンポイントで黒い毛だけを剃るのがよい。決して腕全体にカミソリがけをしないこと。これが重要である。
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