一人旅のワイキキでの夕食は,ロイヤルハワイアンセンターのフードコートが気軽。
ワイキキにはレストランがたくさんあるが,よさそうなレストランというのは一人では入りにくい。一人でも気軽に入れるのがロイヤルハワイアンセンターのフードコートである。チップのことを考えなくてもいいというのも楽なところ。
ロイヤル・ハワイアン・センターは,ハワイ最大規模のショッピング・センターのひとつである。オープンな4階建てで,中心の建物の2階がフードコート,3階がダイニングになっている。フードコートにはフリー Wi-Fi があるので,時間つぶしもできる。
営業時間はほとんどの店が 10:00 a.m. から 10:00 p.m. で,夜遅くまでやってくれているのがありがたい。
チャンピオンステーキ&シーフードは名前の通りステーキとシーフードの店である。
これは「ハーフステーキとエビ」である。税込価格 US$13.09 で,ということは1500円くらい。フードコートのくせにいい値段である。ライスの上にステーキとエビとレタスのサラダがガサッと乗って出てくる。レタスには結構な水分があって,ライスにしみるわけだが,お構いなしに乗っている。フードコートの食事はおおよそがこんな感じである。
何というか,割とエサっぽいのである。そこがちょっと残念。入れ物に仕切りなどがあるといいと思うのだが,下手に区切ると他の種類のメニューに対応できなくなるということもあるのだろう。要するにすべてのメニューがこの1種類のトレーをつかって出されるのである。
えぞ菊 (HOME - ezogiku) はラーメン店である。
これは「Shio Ramen」税込み US$8.12。「ラーメン」ではあるのだが,雰囲気は「フォー」に近い。
カレーカフェはカレー店である。
これは「Lemongrass Beef」ココナッツカレー。税込み価格 US$8.89 である。ライスにシャバシャバのココナッツカレーがかかっていて,その上に牛焼肉が乗っている。肉は甘い味付けになっている。
フォーファクトリー (Pho Factory - Healthy Fresh Vietnamese) はベトナムの米粉麺料理「フォー」の専門店である。
フォーの店だが,フォーではないものを注文。これは「Beef BBQ with Rice」。牛焼肉が,ココナッツカレーに乗っていたものに激似。甘いタレで味がついているのも同じである。
フードコートの食事で驚いたことがある。正確には,食事そのものではなく食後のことであるが。
フードコートにはゴミ箱が設置してある。ゴミ箱はフロア共通で,どの店のゴミを捨ててもよい。困ったのはラーメンである。麺は全部食べたが,汁が残っている。ちょうどゴミ回収の人が近くに来たので聞いてみると,「ゴミ箱に入れていいよ (英語)」とのこと。「汁が入ってるけど?」「ノープロブレム」「あ〜。えっ?」ということでかなりビックリしたが,汁も一緒にぶち込んでいいとのこと。アメリカンだ,この大雑把な感じが。
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