「著作権法の一部を改正する法律案」、いわゆる「CD 輸入規制法案」が昨日あっさりと可決されていた。今日の年金法案の強制採決もだが、何だか情けない。十分に審議をして欲しいものだ。少なくとも、与党が過半数を超えている状態は不健全だろう。「話し合いの結果、野党の一部も含めた票が過半数に達して可決」という形でなければ独裁になってしまう。
著作権法改正法案の動向ついては、IT総合情報サイト「ITmedia」Home のニュースがよくまとまっていて分かりやすい。
「委員長報告の通り可決」。第159回国会 衆議院本会議で、著作権法の一部を改正する法案が賛成多数で可決された。
CDの輸入規制を認める著作権法改正案が、原案のまま文部科学委員会で可決された。民主党からは附則の追加を求める修正案が提出されたが、賛成少数で否決された。
CDの輸入規制を認める著作権法改正案が、参院を通過した法案のまま、衆院でも可決される可能性が高まった。最短では2日にも文部科学委員会で可決、3日の本会議で採決に付される見通しだ。
輸入CDを規制する著作権法改正について、衆議院での審議が始まった。5月28日の文部科学委員会では、議員側から問題を指摘する質問が多数行われた一方、文部科学大臣および文化庁の答弁は従来の主張を繰り返すのみで、かみ合わない質疑応答に終始した。
海外盤CD輸入禁止に反対する には、審議の様子を映したビデオライブラリへのリンクがある。
Posted by n at 2004-06-03 23:34 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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