スタパデイズ の記事 試行錯誤 を読んでいて、なるほど、と思ってしまった。ベイトリールはスピニングリールよりライントラブルがないというのだ。確かに言われてみればその通り。これは釣り道具の話。
私はスピニングリールしか持っていない。思い起こせば、小学校の頃に最初に手にした防波堤釣りセットは、竿とリールが一緒になったもので、2000円くらいのものだったと思う。リールはスピニング。その後、お小遣いを貯めて、遠投用投げ釣り用の竿とリールを購入。これもスピニング。その後、バイト代でルアー用にリールを買うも、これもスピニング。すべてスピニングなのである。スピニングは扱いやすい。初心者にもOKなのだ。
何を隠そう、ベイトリールが苦手。友達からベイトリールを借りて1度投げてみた。1度だけ。そして大変な目にあったのである。バックラッシュというやつである。ベイトリールでは、ルアーを投げると糸巻きが回転し、ルアーが着水しても慣性の法則で回転を続けようとする。ルアーはもう先には進まないので糸も出て行かない、そこへ持ってきて糸巻きは回転し続けるので、行き場を失った糸が「まきまきっ」とリールに絡みついてしまうのである。これがバックラッシュという現象。こういう危険があるのは釣キチ三平で知っていたのだが、知っていてもやってしまうのである。
そういう訳でスピニング人生なのだが、長年同じ糸を使っていると、糸に変な癖がついてしまうという欠点がある。手で巻いてあるホースを、何も考えずに伸ばしたときのクセと同じである。ホースでも、ドラムに巻いてあるものはクセがついていない。それと同じ原理でできているのがベイトリールなのである。
ベイトリールもいいかも知れない。練習をすればいいのだ。
Posted by n at 2004-06-13 04:23 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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