Motherboard Monitor 5 を使うと Windows マシンの温度監視ができる。インストールしてみると、アイドル状態の CPU 温度は 50℃だが、仕事をさせると 70℃を簡単に超えてしまうことが分かった。
MBM 5 はほとんどのマザーボードをサポートしているが、インストールの前にサイトにある「Motherboard List」でチェックした方がよい。
Gigabyte 社の GA8 PE800 Ultra マザーボードはサポートされており、センサは次のようになっている。
センサチップ: ITE8712F
ケースセンサ: ITE8712F-1
CPU センサ: ITE8712F-3 Diode
MBM 5 は日本語化も可能。サイトの「download」から「Language Pack」をダウンロードする。「Language Pack」は色々な言語パックが1つにパッケージされたものなので1種類しかない。インストール時に「Japanese」にチェックを入れればよい。MBM 5 を起動して「General」の「The language ...」を「Japanese」にセットすれば日本語表示になる。
デフォルトでは、CPU の温度が 70℃になると警告が出るようになっている。試しにウイルスチェックでディスクをスキャンしてみると、簡単に70℃を超えてしまった。
CPU の温度が高い状態が続くことは、CPU の寿命を縮める。何も仕事をさせなければ CPU は長持ちするが、仕事をさせなければ意味がない。したがって、寿命については考えないことにするのがよさそうである。問題は熱暴走の可能性である。熱暴走を始める温度が知りたい。
Intel(R) Pentium(R) 4 Processors - Thermal Management を見てみると、Pentium 4 2.4B GHz の場合、ケース温度の最大値は 71℃となっている。
MBM 5 には、TXT, CSV, HTML, XML の各形式でログを採る機能や、そのログを FTP する機能、また Syslog サーバにログデータを送る機能もある。
CSV 形式のログを Linux に FTP すれば、MBM2MRTG が使えそうである。
Posted by n at 2004-07-05 23:50 | Edit | Comments (1) | Trackback(0)
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ちょっと違いますが、冬の極寒の日の朝に、サーバがシャットダウンしたことがありました。
検出温度が、5℃未満になったためです。
>そのログを FTP する機能、また Syslog サーバにログデータを送る機能もある。
Posted by: calc at July 06, 2004 09:50そうですよね。温度異常を他のマシン上で見れないと意味ない(効果半減)ですよね。
SNMPのトラップなんてできそうですね(多分)。