Windows XP には SNMP エージェントが用意されている。デフォルトではインストールされていないので、明示的にインストールする必要がある。これにより、Windows XP マシンが SNMP マネージャからのリクエストに応答できるようになる。
Windows XP Home Edition で SNMP エージェントをインストールする手続きは以下の通り。
次に設定を確認する。
2002 年に SNMP のセキュリティホールが発見され(JPCERT からのお知らせ)、大騒ぎになったことがあった。Windows にもこのセキュリティホールがあったが、Windows XP は SP1 で修正されている(マイクロソフト - SNMP サービスに含まれる未チェックのバッファにより、任意のコードが実行される (MS02-006))。
Linux マシンから Windows XP マシン (ホスト名 silver) の SNMP エージェントにリクエストを送り、どのような情報が取得できるか調べる。
取得できた情報のすべてが表示される。ネットワークの転送量が取得できるのはもちろん、「host.」ではじまるホスト情報には、CPU の稼働率、メモリの使用率、からインストールしてあるアプリケーション情報まで様々な情報が取得できることが分かった。
しかし、残念ながら CPU やケースの温度の情報はなかった。温度を SNMP 経由で取得することは難しそうである。MBM5 が温度を MIB に書き込んでくれると嬉しいのだが、それはできないようだ。
snmpwalk は SNMP に関連するツールに含まれるコマンドで、Vine Linux のデフォルトではインストールされない。次のコマンドでネットワークインストールすることができる。
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SNMPの情報ありがとうございます。
これは知りませんでした。むかし、MRTGをやったときには、テスト環境を作るのに苦労した記憶があるのですが、ためしにやってみようと思います。
私だけしか反応していないようで気がひけます。
でも、ときときDeepでマニアックな情報もお願いします(軽い1行ネタも好きですが)。
Posted by: calc at July 10, 2004 10:43