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ブラックバス釣りのときに船につけると便利な電動モーター、通称「エレキ」というものがある。スタパデイズ: エレキ によれば、これを使うのに免許が不要になったという。

免許制度が新しくなったのは、2003年6月1日である。もう1年以上前だとは知らなかった。それまでは、「湖川小出力限定」以上の免許が必要だったのだ。聞いた話では、ボート屋のオヤジに「免許は持ってます」と言えば、快くエレキを貸し出してくれて、得に免許の提示は求められなかったという。しかし、いくらチェックがないからといって、ウソをついてまで借りたくはないと思っていた。ところが、これが不要になったというのだ。嬉しい限りである。

正確な情報は、国土交通省 の 新たな小型船舶の免許制度 にあるが、どうも専門的過ぎてよく分からない。

もう少し分かりやすいのが、ボート免許のすべて -- JMRA の説明である。これによると、一般に「エレキ」と呼ばれている電動モーターは出力が 1.5kW 未満なので、船の長さが 3m 未満だったら免許が不要になるとのこと。ただし、エレキの出力が小さくても、船が 3m 以上だったら免許は必要になってしまうので注意。

出力が 1.5kW 未満(約2馬力)の電動モーターで、船の長さが 3m 未満なら、船舶免許は不要

ここまで整理すると、先の国土交通省のページの内容も分かってくる。よく読むと、「船の長さ」というものは「登録長」と呼ばれるもので、「おおむね船の全長×0.9」とある。ということは、船の全長は 3m を若干超えて、3.3m くらいでもよいということになる。免許が不要になったのは2003年11月29日からとある。新免許制度のスタートした日とズレている。

「湖川小出力限定」の免許を取るのだったら、せっかくだから4級船舶でもとるかと思っていたが、不要と分かると割とどうでもよくなってしまう。それとも、気合を入れて取ってみるか。

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