浦添市の医師が行方不明ということを セキュリティホール memo - 2004.07 の 7月28日の記事で知った。行方不明となっているのは、菊池文村さん(35)だというのだ。その後のニュースは現在までない。Ayamura.org のあやむらさんなのだろうか? 重要なミラーサイトを運用しているだけに、影響は大きいと思われる。
7月27日の QAB琉球朝日放送Web Site-ステーションQ ニュース-気象情報 によると、行方が分からなくなっているのは26日からで、
行方不明になっているのは浦添市の医師、菊池文村さん(35)です。菊池さんはきのう、職場に出勤していないことから職場の関係者が警察へ届出ました。その日の午後、国頭村の宜名真の路上で不審車両として通報された車が菊池さんの車と判明、車内からダイビング用のボンベなどが確認されました。
とのこと。
行方不明な文村さんと、Ayamura.org の文村さんとの共通点が非常に多い。
Ayamura KIKUCHI P.R.E.S.E.N.T.S www.ayamura.org は、「日刊いんすとーらー」で有名。Unix 系フリーソフトがコンパイルできなかったときに役立っている。このサイトでは趣味のダイビングについても紹介されいるが、7月22日の「沖縄本島 残波岬」を最後に更新が止まっている。
CPAN のモジュールをネットワークインストールの最初の問い合わせでは (例えば nlog(n): Jcode.pm 0.83) 、ダウンロードするサイトのトップに ftp://ftp.ayamura.org/pub/CPAN/ が設定されている。主要ミラーリングサイトとしての位置づけは、安定した運用を続けていることから来ているのだろう。Ayamura.org の運用が止まってしまうと、影響はかなり大きい。
2004年9月14日追記:
つれづれ日記 2004年9月12日のエントリで、フリーのプロトコルアナライザ Ethereal の9月10日付のニュースに、文村さん追悼の記事が載っていることを知った - Remembering Ayamura KIKUCHI。
2004年10月22日追記:
中村正三郎のホットコーナー 2004年10月18日付乳の詫び状に、「あやむらさんのこと」と題して10月17日に行われた菊池文村さんの葬儀の様子や文村さんの思い出が語られています。菊池文村さんのご冥福をお祈りいたします。
2005年1月22日追記:
ついに http://www.ayamura.org/ からの応答がなくなってしまいました(www.ayamura.org の名前解決はまだできています)。
2005年1月30日追記:
名前解決もすでにできなくなっていました(昨日よりずっと前からだったのかも知れません)。
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もう直ぐ文村さんが運営されていた全てのサーバの電源が切られる予定になっています。残念です。
Posted by: a at September 04, 2004 22:26情報ありがとうございました。
Posted by: n at September 04, 2004 23:46日刊いんすとーらーの、(「コンパイルする際の基本方針」にあるように)美しさを求めるマニアックなスタイルが好きだったのですが…。本当に残念です。