ふたご座流星群が見えるというので、お手軽デジカメで撮影を試みる。工夫してカメラをセットしてみたが、残念ながら不成功に終わった。
日本流星研究会 の ふたご座流星群 の情報によれば、今年のふたご座流星群のピークは12月13日の夕方から14日の明け方となっている。つまり、今がピークのはずである。13日21:00頃は雲が出ていて星が見えなかったが、14日2:00頃からはその雲もなくなったため、星が見えるようになってきた。しばらく見ていると、1, 2, 3 個と連続で星が流れるのが見えるではないか。そこで、デジカメで撮影したくなってきた。使うカメラは、お手軽な CASIO EXILIM ZOOM EX-Z3 である。
まずはカメラを上向きにして固定しなければならない。しかし三脚がない。そこで、譜面台で代用するこいとにした。上手い具合に、中途半端に上を向いてくれる。
次は撮影モードの調節である。マニュアル設定で「シャッタースピードを30秒にする」などの高級な設定はできない。ベストショットモードの中から「花火撮影モード」を選択。これでシャッタースピードは最長の2秒に設定される。
いよいよ撮影だが、シャッターを押すときに手ぶれしてしまうので、セルフタイマーを使うことにする。セルフタイマーの種類には「10秒」「2秒」「×3」の3種類がある。「×3」は「10秒待ってから、1秒おきに3回撮影」というモードである。こんなときの撮影にピッタリ。こうなったら運まかせ。そして、10回ほどシャッターを切った。
その間で星が流れたのが2回。1回はもしかすると撮れたかと思って期待したのだが…写っていなかった。外にいて体が冷えてきたので、それ以上の撮影を断念。
しゃがんだ体勢で長時間いたので、少々腰にきた。「ガツンとヘルニア!」
Posted by n at 2004-12-14 02:04 | Edit | Comments (2) | Trackback(0)
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2秒×10回で流星を撮ろうなんて無理です。
Posted by: polluces at December 17, 2004 10:13ふたご座流星群は数は多いけど、早いし、暗いのが多いんですよね。
目で見える流星の多くが写ると思ったら大間違いで、よっぽど明るいものじゃないと写真には残りません。試しに、一等星を写真にとって見てください。
2秒ならほぼ止まっているので流星よりは写りやすいはずですが、「こんなに写らないの?」って思います。
結局「×3」モードで撮影し30枚ほどの写真が撮れたのですが、例え流星が入ったとしてもカメラの性能的に撮影はムリでした。考えが甘かったのでした。トホホ。
Posted by: n at December 18, 2004 01:10