デスクトップ機のマザーボードが唸って(うなって)いる。原因はチップセットのファン。一番安いファンを買ってきて取り付けてみると、あらびっくり、青く光るのだった。
マザーボード Gigabyte 8PE-800 Ultra のチップセットにはファンがついている。このファンが唸り始めた。「ウーン…ウーン…ウーン…」と鳴っている。1度はホコリの掃除をしたら音がしなくなったのだが、再び鳴り始めた。四六時中鳴っているので、気になって仕方ない。どうやら軸のベアリングが磨り減ってしまっているようだ。これは交換しかない。
ファンには寿命があり、通常 30,000 から 50,000 時間と言われている。24 時間運転とすれば、単純計算ではおよそ 3 年半から 6 年弱となるが、環境によって大きく違ってくる。最大の要因はホコリである。チップセットのファンの場合、大きさは 37.5 mm で、ケースのファンの半分。ということは体積的には 1/8 の大きさとなるので、精密さも格段にアップする。些細なことが大きく影響するようになるのである。
このマザーボードは購入してから1年半なので、ファンの平均寿命から見れば短い。製造ロットの影響もあるのかも知れない。それはさておき、ファンに寿命があるということは、要するに「ファンは消耗品」ということなのである。
購入したのは、COOLER MASTER 社の BLUE ICE SLC-S41-U1 である。税込み価格 1,030 円でファンとしては安い方。しかも、ファンだけでなく、ヒートシンクまで付属しているのである。実際には、ヒートシンクはマザーボードのものをそのまま使うので不要。
取り付けてみると、怪しく青く光るのであった。
これでファンの唸りから開放された。ぐっすり眠ることができる。
2005年7月7日追記:
ギガバイト社製のファンは壊れやすいようで,「ギガタイマー」が作動するのだという都市伝説がある(ソニータイマー - Wikipedia)。数ヶ月で作動するというギガタイマーは,ここでは少し遅めの1年半で作動したのだった。
2008年3月9日追記:
音がうるさく鳴るようになったので,交換しました。XINRUILIAN RDL4010S, 回転数: 4200rpm, 騒音: 18.86dB, 耐久時間: 30,000h です (DC 4010)。
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