初雪は霙(みぞれ)に変わり、そろそろ止みそうな気配。遅ればせながら正月飾りを買いに出かけた。
購入したのは、玄関用に輪飾りと、鏡餅用に葉つきミカン・ゆずり葉・裏白(うらじろ)である。橙(だいだい)が欲しかったのだが、大きすぎた。小さいのはミカンしかないというので、それでよしとする。
しめて 650 円。50 円はご祝儀として渡す。以前は、思い切り値切った後に、値切った分をご祝儀として渡すというやりとりをしてから購入していたのだが(これをすると結局定価になり、気分がよければ少し上乗せ)、毎年の知った顔のオジサンでなくなってしまったので、やめてしまった。
正月飾りは、28 日までにするのがよいとされる。29 日は 9 がつくことから「苦立て」といって避けられ、31 日の大晦日(おおみそか)は「一夜飾り」になってしまうため避けられる。1 日しか飾らないのは、せわしなく神さまを迎えることになり失礼にあたるとのこと。残るは 30 日だが、これもよろしくない。「三十日」は「さんじゅうにち」の他に「みそか」とも読める(つまり「晦」という字に「三十」の読みをあてた)。旧暦では1ヶ月を 30 日として数えるので、「みそか」は月末を意味するのである。大晦日は1年の最後の月末なので「おおみそか」であるから、これも一夜飾りにあたるというのである(サティ)。しかし、旧暦の正月はまた別にあるので、30 日とは別。ということで飾りつけは明日に決定した。
正月飾り・大晦日・正月:
Posted by n at 2004-12-29 19:17 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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