午前中から雪が降り出した。積もれば雪なのに、空を見上げると埃のよう。その様子を端的に表現している句を以前聞いたことがあるのだが、思い出せない。
関東地方は初雪である。夕方にはやむそうだ。気象庁によると、平年より 4 日早く、昨冬より 2 日遅い降雪だという。
見上げると、雪は黒ずんでいてそれほど綺麗とは思えない。まるで塵(ちり)や埃(ほこり)のように見える。
地面に落ちて積もってしまえば、それは真っ白な雪になる。同じものなのに、見方によって全く違うものに見える。
こういう雪の見え方を上手く表現しているものがあったのだが、思い出せない。「立てば芍薬坐れば牡丹歩く姿は百合の花」のような感じ。俳句か和歌か慣用句だったか。
2013年3月1日追記:
それは秋田地方のわらべうたでした。10年越しのもやもやが晴れました。
Posted by n at 2004-12-29 13:44 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)うえみればむしこ
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