nlog(n): 1年を振り返って

Fri December 31, 2004

1年を振り返って

今日は大晦日。1年の最終日である。1月から日記を公開し始め，もう少しで1年が経とうとしている。言いたいことが沢山あることが分かった。

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今年も無事に1年が終了した。1年の経過が年々加速しているように感じる。これは誰もが思うことだろう。1月の下旬から日記を公開し始めた。加速はしているが，この1年で何があったかは記録に残っている。これまで，日記帳にその日の出来事を「一言でいいから書いていこう」と，何度も挑戦したがあっけなく挫折していた。それがもう少しで1年間続こうとしている。自分でも驚きである。

続いたのは，公開するかどうかに大きく関わっていた。公開したから続いたのである。ログを見て，多くの人が読んでくれるのが分かった。反応があるとさらに嬉しかった。「誰かのために力を尽くしたい」これは多くの人がそうなのではないかと思う。私もそうである。しかし，私はその種類の人間の中でさらに内向きである。「他人のためであればいくらでも力が発揮できるが，自分のためには何も努力できない」のである。「自分のために何かをする」ということに非常に消極的になってしまうのである。このことは長年の課題なのだが，解決に至っていない。しかし，ウェブログを続けてみて，「自分のためであるにも関わらず，他人のためのように錯覚」することが一つの解決策なのかもしれないと思った。

忘れていってしまうことを残すため，自分のために始めた日記であったが，書きはじめてみるそれだけではないことが分かった。実は人に伝えたいことが山ほどあったのである。自分の記録と思っていても，気がつけばいつの間にか他人に伝えるように書いてしまっている。他人に伝えたいことだけを書いているときさえあったのである。これには自分でも驚いた。内向的なのに，伝えたいことだらけなのである。

今年は1日1投稿を目指した。この記事で367投稿になり，目標は達成された。今年は閏年(うるうどし)なので366日だった。来年はもう少し肩の力を抜いて，投稿の頻度を気にせずやっていきたい。1日1投稿は負荷が大きすぎた。

このウェブログは，私の生活の中ですでに大きな位置を占めている。喜びがある。しかし同時に，重荷にもなっている。自分の考えを表現して外に出さないと，中で腐ってしまう。しかし，表現するには時間が必要で疲労する。この折り合いをどうやってつけるかが1つの課題である。

1年間のアクセス統計は次のようになった。ページビューは当初1日平均200程度だったが，12月では2,000程度で，約10倍になっている。