旅の窓口からスピンアウトしたスタッフが作ったベストリザーブが、ライブドアに買収されることになった。今後、ビジネスホテルはどこで予約しようか…。迷うところである。
日経の報道 には次のようにある。
ライブドア、宿泊予約サイト買収へ・楽天を追走
インターネット関連企業のライブドアは宿泊予約サイト運営大手のベストリザーブ(大阪市、小野田純社長)を買収し、完全子会社とする。
小野田社長は、旅の窓口(現在 「楽天トラベル」) をスピンアウトし、2000 年 4 月に ベストリザーブ を設立。同年 7 月よりサービスを開始した(ASCII24 - ベストリザーブ、ビジネス出張ユースに特化したホテル予約サイトをオープン)。
以前何かの記事で、「身を削って作った旅の窓口から放り出された」という小野田社長のインタビュー記事を読んだことがある。会社は辞めたものの、やはりホテルの予約サービスはしたい、大きくなり過ぎた会社ではできないこともあるのでは、ということで新会社を作った。それがベストリザーブだった。私はそれまで、ビジネスホテルの予約に旅の窓口を利用していたが、この話を知ってからはベストリザーブをできるだけ使うようになった。価格としては、「ベストリザーブ」「旅の窓口」の両者はかなり拮抗しており、ほとんど変わらなかった。ベストリザーブを多く使ったのは、単に社長の心意気に惚れたからからであった。利用者の声も、ベストリザーブの方が率直なように感じて好感が持てた。そのベストリザーブが身売りするとなると、条件は同じになる。今度は単に価格だけで選ぶことになるだろう。
登録するサイトが増えるのはあまり嬉しいものではない。管理がその分増えるし、メールマガジンが倍になる。それも仕方ないと思ってベストリザーブに登録したのに…。一抹の寂しさを覚えるのであった。
Posted by n at 2004-12-28 23:37 | Edit | Comments (0) | Trackback(1)
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