Movable Type の編集画面にはプレビュー機能は,内容の確認はできるものの,公開後の雰囲気がつかめない。プラグインを導入して,スタイルシートが適用されたプレビューができるようにする。作業効率がアップする。
Movable Type にはプレビュー機能がついている。編集画面で「確認」ボタンを押せば,記事を公開する前に確認することができる。しかし,このプレビューにはデフォルトのスタイルシートが適用されるため,公開したときの雰囲気がつかみにくい。blockquote が途中にあったりすると,文字の大きさが前後で変わったりもする。しかし,そうであってもプレビューはしておきたい。このサイトの場合サーバが高性能でないということもあり,1つの記事を再構築するのに1分以上かかる。公開した後に修正して再構築すると,その度に1分以上かかるのである。これは効率的であるとは言えない。公開しないで保存するだけなら5秒である。それをプレビューするなら2秒で済む。清書してから改めて見直すことで見つかる誤植もあるので,できれば公開後の状態を見たい。これを解決するのが MT-Preview プラグインである。
MT-Preview は,caramel*vanilla さんで知ったプラグイン。10 Goto 10: MT-Preview: WYSIWYG Preview Mode for Movable Type からダウンロードできる。導入すれば,自分のサイトのスタイルシートが適用されたプレビューができるようになる。
導入方法は [c*] : エントリーのプレビュー に詳しい。プラグインのインストールと拡張ライブラリをインストールし,tmpl/cms/edit_entry.tmpl を一部修正する。プレビュー時に文字化けしてしまう場合は,coo MEMO: エントリーのWYSIWYGプレビュー にあるように,プラグインのパッケージに同梱されている Preview.pm を一部修正し,MTPublishCharset を渡すようにしてやればよい。
プラグイン導入後,編集した記事を保存すると「確認」ボタンの左側に「WYSIWYG」ボタンが表示される。この「WYSIWG」ボタンを押せば,自サイトのスタイルシートを適用したプレビューができるのである。このプレビューは,一旦保存した記事に対して有効になるので,「編集」→「保存」→「WYSIWYG プレビュー」の流れになる。
ちなみに,WYSIWYG は「What You See Is What You Get」の頭文字。「(画面で)見たままの(印刷物という)成果物が得られる」と言う意味で,「ウィジウィグ」と発音する。すでに「頭文字語」になっているのかも知れない。
リンクをたどって,[c*] : エントリーのプレビュー → Chitatopops: WYSIWYGモードでプレビュー → etc.: A trio of new MT Plugins みると,最後のサイトに BreakOut というプラグインが紹介されていた。編集中の記事に対し,部分的に「改行 (<br />)」を挿入するかしないかを指定できるというもの。便利かも。
Posted by n at 2005-01-29 14:05 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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