システムモニタを見ていると,GNOME スクリーンセーバーの CPU 使用量が多いことが分かった。スクリーンセーバーを止める。
以下は Vine Linux 3.1 のデスクトップ環境の話。
CPU の使用量は,システム・モニタを使うとグラフで見ることができる。システム・モニタは「ここからスタート」→「システム設定」→「システム・モニタ」で起動することができる。システム・モニタの「リソースモニタ」タブで,CPU 使用量の履歴が表示される。
モニタを見ていると,何もしていないのに CPU の使用率が 100% になることがあるのが分かった。これはスクリーンセーバーが起動しているためである。CPU をどれくらい消費するかは,スクリーンセーバーの種類に大きく依存する。デフォルトは「ランダム」でスクリーンセーバーが次々と変わっていくので,たまにすごく消費するものになる。
スクリーンセーバーを起動しないようにするには, 「ここからスタート」→「デスクトップの設定」→「拡張設定」→「スクリーンセーバー」の順に開き,「モード(M)」を「スクリーンセーバーを無効にする」に設定する。
このような手続きを踏まなくても,エディタが使えれば簡単に変更することもできる。$HOME/.xscreensaver ファイルを編集し,mode の値を「off」にする。
リソースを本当に使わないようにしたいのであれば,スクリーンセーバーを無効にするのではなく,グラフィカルモードで起動しないようにした方がよい。テキストモードで起動するには,/etc/inittab を編集し initdefault が「5」(X11 のランレベル)をテキストモードのランレベルである「3」に変更すればよい。
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