Web メールクライアント IlohaMail を利用するために,PHP4 関連のパッケージをインストールする。
nlog(n): ウェブログを Vine Linux 3.1 マシンに移行 で,自宅サーバの Vine Linux 2.6 のデータを移行したのだが,入れ忘れがあった。それまで動いていた Ilohamail が動かなくなってしまったのである (nlog(n): IlohaMail が動かない)。PHP 関連パッケージをインストールする。
Synaptic で Apache から PHP を利用するためのパッケージ php-apache のインストール指定を行う。
すると,php-apache に必要なパッケージの追加要求があるので「マーク(M)」で応える。libsablotron0 0.97, php 4.3.10, php-pear 4.3.10 がインストールされる。
インストールが完了したら,Apache を再起動する。
PHP 関連のパッケージがインストールされていない状態で,拡張子が .php のファイルにアクセスすると,PHP のソースが見えてしまってよろしくない。
以前使用していた Vine Linux 2.6 のマシンでは,Vine Linux 配布でない RedHat Linux のパッケージをインストールしてしまっていたため,使用しているライブラリに衝突が起こってしまい,Vine Linux の PHP パッケージをインストールすることができなかった(nlog(n): PHP4 がインストールできない)。この苦い経験を踏まえ,新規インストールする Vine Linux 3.1 のマシンでは,Vine 以外のパッケージを利用しないようにしている。PHP4 も問題なくインストールすることができた。
インストールが成功してほっとしていたが,IlohaMail にログインしようとすると「Could not connect to nlogn.ath.cx at port 143」というメッセージが表示されてログインできない。ポート 143 は IMAP の使用するポートである。IMAP をインストールするのを忘れていた。パッケージ imap-2001a をインストールする。
IMAP のインストーラは inetd.conf の書き換えを行ってくれない。/etc/inetd.conf を編集し,imap の行のコメント「#」を外す必要がある。
そして,inetd を再起動する。
追記:
この記事へのリンクを nlog(n): 日記サーバ移行計画 に追加する。
2005年9月23日追記:
Vine Linux 3.2 では PHP5 がデフォルトになりました (nlog(n): PHP5 用に httpd.conf を書き換える)。
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