先月の下旬,ブログの更新をしばらくストップしていたときに,書きたいネタを数えてみたら40個もあることが分かった。当分ネタには困らなさそう。しかし,ネタには賞味期限というものがあって,書かないで放っておくと鮮度が落ちてしまうという問題もある。
思ったことをすぐに文章にできればいいのだが,書く時間がとれなかったり,考えがまとまらなかったりして,頭の隅に放置しておくことがある。この放置が上手く働けば,よくまとまった文章になる。しかしそうでないとき,新鮮なときの感動が冷めていってしまう。ネタのことだけは覚えているが気力が湧かない。すると鮮度の落ちたものを長い期間持ち続けることになる。最後には「書きたかったはずなのに書けていない」というマイナスの気分だけが残ることになる。
これはとても不健康。不完全なままでも,書くことで「済み」のマークをつけていった方がいいのだろうか。しかし,そうなるとキチンと消化できていない記事が増えてしまう。これはこれでマイナスの気分を増長する。
全く書かなければ気分がマイナス,不完全なものを残してもマイナス,まとまったものを書くには体力がマイナスになる。ただし,納得がいくものが書ければ体力がマイナスでも気分は大いにプラスになる。どこで折り合いをつけるかが悩みどころである。
あぁ,それでも記事を書けるということは何と嬉しいことなのだろうか。と,しみじみ思う。
Posted by n at 2005-08-04 01:42 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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