今日は節分。豆まきをして鬼を追い出した。しかし時には心を鬼にする必要があるのかも知れない。
横須賀線快速電車には,向かい合わせのシートがある。ワンカップを飲むのに最適なシートである。
今日,そのシートに幼稚園の制服を来た女の子が2人座っているのを見かけた。そして,前の席に靴を履いたまま足をかけていた。膝の上にノートを乗せて,一所懸命何かを書いている。足を前の座席にかけることで膝が立つので,ノートに書きやすいのだろう。しかし,靴のままはいけない。
「お譲ちゃんたち,この席には他の人も座るんだ。だから,靴を履いたまま足をかけちゃいけないよ。」
と言おうと思ったが,言えなかった。通路を挟んだ反対側の席に年配の女性がいて,どちらかの女の子のお母さんのように見えたのも,言えなかった原因である。女の子たちが降りたときに後ろについて話しかけながら歩いていったので,おそらくそうだったのだろう。しかし今になって考えると,私自身は,保護者がいようといまいと「ダメなものはダメ」というキッパリとした態度をとるべきだったと思う。
他人の子どもを,しかも親が見ている前で注意するのは難しい。
今日は節分。例年通り 豆まきをして,鬼を追い出した。
心を鬼にするまでとは言わないが,毅然とした態度は取るべきだった。自分自身まだまだ修行が足りん。
追記:
恵方は調べたが(nlog(n): 今年の恵方の見つけ方),巻き寿司は食べなかった。
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