我が家の洗濯物干しハンガーは,年を追うごとにどんどんカラフルになっていく。
小物用の洗濯物ハンガーから洗濯バサミが取れた。これが最後の1個だった。
洗濯バサミをぶら下げている部分がプラスチックだったため,陽にさらされて脆{もろ}くなって切れてしまった。これを手近にあったワイヤーに交換する。つまり「最後の1個」とは,買ったときの状態がそのまま残っているものだったのだ。
そして元の位置に装着。これですべての接続部がワイヤーになった。人間で言えば「600万ドルの男」とか「バイオニックジェミー」状態である。
20年使っている物干しハンガーは,接続部分は元々針金で出来ているので丈夫。どちらかというと洗濯バサミの方が弱い。壊れた洗濯バサミだけを順に取り替えていったところ,気がついてみれば色とりどりのハンガーが出来上がっていた。物持ち良すぎ。ケインはコスギ。
「600万ドルの男」は,走るのが速ければ速いほど映像はゆっくりになるという逆転の発想に感動した。昔のテレビ実写版「忍者ハットリくん」は走るシーンを早回しで表現していたが,逆にゆっくりにした方が洗練された印象になるのだ。「バイオニック・ジェミー」では,強化された腕で重たいものを持ち上げる場面が度々あるのだが,「背骨がボキボキにならないのが不思議」と思って見ていた。強いのは腕と足で,背骨は人間のままなのにねぇ…。実写版のハットリくんの走り方は,今でもたまに夢に出てくるのだった。
Posted by n at 2006-02-08 23:44 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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