隣の座席で脚を組む人がいる。やめてくれ。お前の靴の裏は見たくない。
電車で座席に座っていると,隣の人が脚を組むことがある。これがガマンならねぇ。
脚を組む人は,性別や年齢を問わず満遍なくいる。男の方が多いとか,女の方が多いとか,オヤジの方が多いとか,おにいちゃんの方が多いとか,そういう傾向はない。
なぜ脚を組まれるのが嫌なのだろうか。1つは,靴の裏の泥が,こちらのズボンにつく可能性があるということだ。人のズボンを汚すなと言いたい。先日は,隣のオッサンの足が私のズボンに当たったので,分かりやすくズボンをはたいてやったが,黙って脚を下ろしただけで謝罪の言葉はなかった。
靴がこちらに当たらなければいいかと言えば,そうでもない。足先がブラブラしているだけでも嫌なのである。サンダルをカパカパされると,落ち着いて本も読めない。足首をクネクネ回したり,サンダルをアパアパするのは女性に多い。
総合して考えると,何がイヤなのかと言えば,靴の裏を見るのがイヤなのだ。汚い靴の裏をこちらに向けないで欲しい。
問題は対処法である。
まず,脚を組まないように要求することが考えられるが,「すみませんけど,脚を組まないでもらえますか」って,なんでこっちが頼まなければいけないのか? 疑問に思ってしまう。下手{したて}に出るのはよくない。しかし,「脚を組まないでもらえませんかね」ではケンカになる可能性もある。
第2の方法としては,自分でも脚を組むことで,嫌さ加減を相手に分からせるというものがある。しかし,実際のところあまり効果はない。脚を組むことを悪いと思っている人は最初から組まないからである。
第3の方法は,自分がその席から移動することである。脚を平気で組むようなデリカシーのない人は,他にも色々やってくれる可能性があるからである。新聞を大きく広げたり,口を押さえないで咳をしたりしてくれる。知らない人の風邪をもらってもいいような心のゆとりはないのだ。
上手い方法が見つからない。
迷惑な人と言えば,居眠りをして寄りかかってくる人も大迷惑である。寄りかかってくるので,少しでも離れようとすると,もっと寄りかかってくるから困る。だからと言って逆に寄りかかっていくと,仲良し2人組みになってしまう。
電車の中は困難がいっぱいだ。
Posted by n at 2006-06-03 22:29 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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