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Photo ヨーグルトの新しい販売戦略

ダノンヨーグルトのパッケージに新しい販売戦略を見た。

■ ■ ■

先日,コンビニエンスストアで目についたヨーグルトがある。「ダノン ビオ」である。「高生存ビフィズス菌BE80」が入っているというもので,他のヨーグルトとの差別化を図っている。

DANONE BIO ヨーグルトのパッケージ
DANONE BIO ヨーグルトのパッケージ


パッケージに「14」という数字が書いてある。よく読むと

14日間お試しください。

と書いてあるではないか。ということは,14日間買い続けなければならないことになる。1個が137円だとして,14個だと1918円+税金。ダノンとしては,「お試し」として,消費者1人あたり2000円近くを確保できることになる。これは新しい。

効果はどうなのだろうか。効果が出にくくても「個人差があります」なんだろうなぁ。

高生存ビフィズス菌の説明
高生存ビフィズス菌の説明


パッケージの横には次のような説明がある。

善玉菌の代表として知られるビフィズス菌は,年齢があがるにつれて,少なくなっていきます。ダノン ビオのビフィズス菌は,高生存ビフィズス菌BE80。この生きたビフィズス菌の働きで,超の働きを促進するのです。まずは14日間お試しください。プルーンは,西洋すももの一種です。ドライプルーンにうめ果汁を組み合わせ,さっぱりと食べやすくしました。

「まずは14日間」か。むー。一応考えたフリはしてみたものの,その後続けて買うことはなかった。プルーンというと紫色のイメージがあるが,このヨーグルトは何と茶色。色もビミョー。なんだか気が起こらない。

なぜ14日なのか,理由があるらしいが(「14日間お試しください」は、なぜ14日なのか? | エキサイトニュース),割とどうでもいい。

よく見ると,製造者が「カルピス味の素ダノン(株)」になっている。なんだかいっぱいくっついている。こんなにくっついているとは知らなかった。味の素株式会社企業情報 によれば,「味の素」の創業は1909年,「味の素ダノン」設立が1980年,そして「カルピス味の素ダノン」設立が1992年となっている。「ダノン」が後ろについていると,ダノンの方が偉そうに見える。味の素が偉いのであれば「カルピスダノン味の素」になりそうなのだが…? それに,「カルピス味の素ダノン」だと,「カルピス味の,素ダノン (カルピスあじの,すだのん)」に読めてしまう。「素ダノン」というのは「素うどん」の仲間? みたいなものかと想像を膨らませてみるのであった。

Posted by n at 2006-08-29 00:33 | Edit | Comments (0) | Trackback(0)
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